久しぶりに本を買いました。
とは言ってもクルマの本。
その名もカーグラならぬ、『CAR JACKET GRAPHIC』です!
このブログでもカテゴリーを設けている、クルマが登場するレコードジャケットに関する本・・・
帯にも巻頭ページにも、素敵なレコードジャケットがいっぱいです!
以前ご紹介した『CARS ON VINYLs』という洋書に触発されて出版されたのかもしれませんが、
僕の大好物(?)であるこのニッチなカテゴリー、よく国内でも出してくれたよなァ~
もちろん冒頭はカーマニヤ(このレトロなコトバがお似合いの?)で有名なミュージシャン、
横山剣さんのインタビュー~♪
そして僕は、
当然ジャガーE-TYPEを最初にチェックです。
ふむふむ、まあポイントはまずます押さえてはいるかナ・・・
と、上から目線??
サスガにE-TYPE on vinyls は20枚以上は所有してますからねェ~
ブルコメの「青い瞳」を二種類とも掲載しているのは評価できるかなァ~
ところでこの本のいいところは、
もちろん邦楽、昭和歌謡、フォーク、ニューミュージック・・・日本のレコードが登場することなんですが、オースチンヒーレー100/4に乗る石原裕次郎、300SLのイメージが強いので新鮮です。
若き日の黒沢年男、”パンチ野郎 ” だって・・・
イカしてるねェ・・・ヨットハーバーにランチアフルヴィアだ!
1960年代の人気者同士、背後にはホンダスポーツ!
なんだかストレートでいいなァ~
これが1970年代になると、クルマをジャケットに登場させる目的は、なんだか心象風景を表現する手段のためと思えるような作品が増えてきます。
これも時代の変遷か・・・
このビリーバンバンのジャケットは、カーペンターズの「ナウ・アンド・ゼン」(↓)に連結できるように作られたんだって!
そういえばロゴも似せてるし、右端にはデイトナのお尻が見えてますよねェ~
それにしても背景の家はフランク・ロイド・ライト設計の自由学園みたいだなァ・・・
このポルシェが使われた鮎川麻弥さんのアルバムジャケットも、なんだか興味湧かせてくれます!
この背景、みなさんどこだか分かります?
これ・・・多分逗子マリーナにかつてあったレストラン、「エルピラータ」の前だと思うんですよねェ~
建物自体は今でも残されていて別のレストランとして営業していますが、周囲も含めて不自然に(?)トロピカルっぽくペイントされているので、これはかつて僕たち世代が憧れた上品な逗子マリの雰囲気を伝える貴重なジャケットです!
さあ、やはり日本盤の貴重な資料満載で見応えあるこの『CAR JACKET GRAPHIC』、
中でも、
” これは今後ゲットすべき ”と思ったのがこの二枚!
まずはサンビーム・アルパインに5人の女のコが乗っかった「ラブ・ジャック」。
美女とスポーツカーって感じで単純に楽しいですよネ!
そしてこの1966年に富士スピードウェイで行われた第3回日本グランプリのシーンが使われている、
「若いギター」!
もう文句なしにカッコいい!!
しかし入手するのは難しいだろうなァ~
ということで、本を買ってそのせいでまた物欲が芽生えてしまうという悪循環に陥りそうなんですが、
やっぱクルマが登場するレコードジャケットって・・・・イイネ!イイネ!イイネ!
もう、ほぼ手に入らないレコードジャケットばかり。
車ファンには見てるだけで懐かしいでしょうね!
最後のコピーがまた、イイですね。
「 僕の愛車は レコードジャケットの中にある 」
物欲を刺激してますね。
コレクションが増えそうですね。
フランク永井さんは確かE-typeを所有されてたと思うので、ご自身の愛車でしょうか?
そうなんです!
このコピーいいですよネ~
なのでその写真の背景もガレージの
『レコードジャケットの中にある僕の愛車』
にしてみましたョ!
数えてみたら、この本に掲載されているうちの27枚を持ってました。
それにしてもクラシックフェラーリは少ないですねェ~
そえだけ貴重で非日常的なんだと思いましたョ。。。
なんだかすごい音だったのは覚えています。
mer 様
サンビーム・アルパインって、インパネのメーター数が多いんですよね〜〜
やたらと並んでて…
昔アメリカ製のプラモデル作っていてそう思った記憶がありますョ。。。