昨日の昼飯は、年越し蕎麦でも・・・
ということで、どうせなら雰囲気のある店に行きたくて西新橋までブラブラと。
長年見慣れたこの界隈もいつのまにか背の高いビルが建ち並ぶようになってしまったんですが、
そんな中にあって西新橋交番前の交差点にポツンと佇み、古き良き伝統建築のままの姿を残しているのが、老舗蕎麦屋の 虎ノ門「大坂屋 砂場」。
しかし・・・なんとも凄まじい景観ですよねェ~
よく見てみると相当な人数が並んでいます。
いやァ~年越し蕎麦で混むのが予想出来たんで時間を遅らせて2時に来てみたんだけどなァ・・・
気を取り直して列の最後尾に並び、店の周りのディティールを楽しみながら待つことしばし・・・
やっと案内されましたが、小綺麗な店内もノスタルジックないい感じです。
この「大坂屋 砂場」は明治5年の創業なんですが今の建物は大正11年(1922年)に建てられたもの。
約百年前の店舗のままで、東京の中心部で営業しているとても貴重な存在です。
ただし10年以上前に道路拡張工事を機に一度曳き家で移動したときに耐震改修工事を施され、
元の場所に戻されているためなんとなく新しい部分もありますが、そんな努力無しには大都会の真ん中で古い店舗を維持していくことは難しいのかもしれませんね。
ちなみにこの「大坂屋 砂場」、2011年に登録有形文化財に指定されています。
そんな極上の空間の、最も奥のテーブル席に陣取って、まだ昼だけどビール~
で、おつまみはお新香と長芋山葵~~
そしていよいよ・・・
海老天が中心に鎮座し、様式美さえ感じさせるシンプルな姿の温かい天婦羅蕎麦が登場!
腹も減っていたのですかさず海老にかぶりつくと、
あ、熱い!!
そう、もちろんこの店の海老天はアツアツの揚げたてなのです!!
(いつも食べてる社食や「◯◯そば」のは作り置きで冷たいのでついクセが出て・・・)
行列で冷えたカラダに染み入る旨さ・・・もうタマりません。
ほっこりして店の外に出ると、
相変わらずの寒空の下、既に行列の姿は無く・・・
あゝ、今年もなんとか無事に年を越せそうだナ。。。
そば通が言ってました。
ここが本店ですか?
一足早い年越しそば? 私も自然薯を買っておこうっと!!(笑)
僕は蕎麦そのもののウンチクは持っていないんですが、
建物原理主義(?)なのでこの店は前から好きでしたョ!
南千住の「砂場」もいい雰囲気なんですが、
最近こういった昔ながらの蕎麦屋は激減してますよねェ。。。
貴重な文化財を守る努力は立派ですね。
良いお店で年越し蕎麦ですね。
自分は紅白見ながら年越し蕎麦となりそうです。
ofc 様
昔はここまでではなかったんですが、
高層ビルに囲まれた今の姿はちょっと異様な光景なんですよね〜
同じ年越し蕎麦でも新しいテナントビルの店なんかよりも何倍も美味いと感じるのは間違いないと思いますョ!
やはり美味しいお蕎麦で 年を越すのは日本の風物詩ですね。
ここの前はよく通りますが、高層の虎ノ門ヒルズ並びにあるのが
不思議なくらいタイムスリップ感ある日本家屋ですよね。
夢似 様
僕も10年くらい前までは毎日のように通っていました。周囲にはまだそれほど高いビルはなかったんですが、今の姿はまるでテーマパークの建物みたいに見えてしまいますよね〜〜