昨日、白金の「PASSION DE ROSE」に行った帰り、
珈琲が飲みたくなったので銀座の「Aux Bacchanales」に寄ってみることにしました。
そしてカフェオレを飲みながら、タバコを吸いに外のテラス席に向かうときに見つけたのがコレ・・・
映画「男と女 人生最良の日々」のチラシです。
元々の「男と女」(Un homme et une femme)は1966年に公開されたので、
サブタイトルには ” あれから53年・・・” のコピーが添えられているんですが、
オリジナルの「男と女」のポスターの、この官能的なアヌーク・エーメの表情・・・
僕は小学生の時に東横線の駅に貼られていたこのポスターを見て、
その醸し出されるエロスになんだか見てはいけないモノを見てしまったような気がして
ドキドキしたのを覚えているんですよねェ~
その後大学生の時に名画座で初めて観て、
その後は何度も・・・
なにしろポスターに描かれているフォードGT40でも分かるように、
この映画の冒頭シーンではモノクロームですが1964年にGT40が初めてルマンに参戦した時の実写映像が使われているんですから!
おまけに主演のジャン・ルイ・トランティニャンはその10年前の1954年ルマン24時間レースでフェラーリ375プラスを駆って優勝したモーリス・トランティニャンの甥っ子なんですから!!
当時 Youtube はおろかインターネットもなかったのでフォードの他にもアルピーヌやスピットファイア、アストンDP214などのルマン実写シーンを見るためだけに映画館に足を運んだこともあったくらいでした。
さて、「男と女」は20年後に「男と女2」が製作されたのですが、それは今ひとつ・・・
監督のクロード・ルルーシュ、主演のジャン・ルイ・トランティニャンにアヌーク・エーメ、ともに80代。そしてこの作品が遺作となったフランシス・レイ・・・
主要スタッフが揃うのはもうこれが最後。
そのテーマも僕のような年代の人間には幾分重かったりもしますが、
果たして・・・?
とても気になる作品は1月31日ロードショー。
観たいけど・・・ある意味『覚悟』が必要な作品なのかも知れませんネ。
まァ・・・救い(?)はウルトラセクシーなモニカ・ベルッチ様も出ていることかなァ。。。
私もきょう、たまたま駅にあった『 Bunkamura magazine 』で
この映画の特集をしてたので、電車の中で読みながら通勤しました。
ある意味「覚悟」が必要な作品・・・確かに・・共感します。
夢似 様
それは面白い〜
日本ではリバイバルの寅さん、
フランスでは男と女⁉️
しかし80代で主演したり監督したり、
なかなか元気ですよね〜〜
違うかもしれませんが、「ニューシネマパラダイス」で、ラストに中年になったトトが初恋の人に再会して、彼女の言葉に寂しい想いをするじゃないですか、あそこは余分かな〜と、私は思ったんですけど、どうでしょう。
それと同じ気分になりました。
もちろんwk4868さんほどではないですが。
芸術の世界では高齢者がイキイキとしてますね。
思い入れが強い分、覚悟が必要なのは賛同します。
ホント、似た構図ですよねェ・・・
偉大な作品を超えた、時を経てからの続編やスピンオフってそのオリジナルを上回ることは稀有だと思うんですが、
今回はどうなんでしょうねェ~
予告編を観ると、クルマは2CVが中心のようで、これはこれでアリなように思いました。
ところでクロード・ルルーシュの「ランデヴー」はご覧になりましたか?
早朝のパリをフェラーリ275GTBで全速力で走行するだけの映像ですが、シビれます。。。
クロード・ルルーシュの「ランデヴー」見てみました。
凄いですね。
やはり監督はのちに逮捕されたようですね。
ofc 様
数年前に「男と女」との二本立てで完全リマスター版をフルスクリーンで観たんですが、
ホント迫力があってシビれました〜