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ガレージに生息する3本目の”薔薇”は、
DE ROSA プロフェッショナルC 
群青色でメタリックがかった、綺麗な色のマシンです。
一番大きな特徴は、ブレーキのカタチ。
三角形をした、カンパニョーロの美しい「デルタブレーキ」が装着されています。

日本のシマノとの争いに勝つべく、カンパニョーロ社が世に出した、
革新的な「デルタブレーキ」でしたが、
デザインは素晴らしいものの、制動力はかえって落ち、
レースの世界では短命に終わりました。
(確かにブレーキの効きは?です)

デルタブレーキも含めて、
コンポーネンツはカンパニョーロ・コルサレコード(通称Cレコ)でまとめられています。
エアロダイナミズムを意識したCレコのデザインは、
他の2台のDE ROSAを古臭く見せてしまうほど、このDE ROSAをモダンかつ洗練されたように見せます。
クルマで言うと、フェラーリ250GTとフェラーリ512BBくらいの違いでしょうか。

今、残念なことにこのマシンは”療養中”です。
3台の中で最も出番が多かったのですが、
チネリ製のアルミで出来たステムにクラックが入ってしまっているのです。
今日は久しぶりに、抜けたエアを入れ直し、ホコリを拭ってやりました。

そしてすぐ近所の小さな神社まで散歩です。
全快を祈願した後、狭い境内で少し乗ってみました。
涼しい風が巻き起こり、汗がひいて行くのを感じました。

ガレージに戻って元の奥まった場所、青いDE ROSAの横に・・・
またしばらく惰眠をむさぼる日々が続きそうです。