・・・・・・名古屋支店から、築地支店への異動を命じられ、東京へ転勤となった。
今日は引き継ぎや、家族と住む住居などの手続きのために
名古屋駅から特急「おおとり」に乗り込み、東京駅を目指す。
途中、来年10月完成予定の『夢の超特急』、新幹線の工事風景が何か所も見える。
乗ること数時間、ラウンドした日劇ビルが見えるとまもなく東京駅に到着。
アルミのスーツケースを担いで都電に乗り込み、日比谷まで。
そう、今日は奮発して帝国ホテルに宿泊することにしたのだ。
ここならば手続きを行う本店にもほど近い。
日比谷通り近くにせり出した池の脇を通って壮麗な正面玄関へ。
うす暗いホテルの中に入ると半円形の階段の向こうに現れたのは
複雑に入り組んだ、規則正しい彫刻のような空間だった。
チェック・インまでまだ間がある。コーヒーでも飲んで時間を潰そうか・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
僕の家族は1963年に名古屋から東京に引っ越してきました。
当時僕は5歳でした。もし僕がそのときの父親だったら?
きっとこんな風に出張とかしたんじゃないかな・・・
そんな妄想を抱かせるくらい
明治村に保存されているIMPERIAL HOTELの存在感は強烈でした。
今でさえそうなのですから、
日比谷に在った時はいったいどんな光景だったんだろう・・・・
首都に現れたマヤ文明?それともアンコールワット?
みたいな見え方だったんでしょうか・・・・
竣工当日に関東大震災に見舞われ、そして戦争での空襲をも生き延びた
見た目も生い立ちも、生命力溢れるこのライト作のIMPERIAL HOTEL、
デザインの古さが目立つ今の帝国ホテルを更地にして、
なんとか再度移築して日比谷に戻ってきてもらえないかなァ~
持っている生命力・パワーで、日本の首都、東京が再び活気を取り戻せそうな気がするんですが・・
今日は引き継ぎや、家族と住む住居などの手続きのために
名古屋駅から特急「おおとり」に乗り込み、東京駅を目指す。
途中、来年10月完成予定の『夢の超特急』、新幹線の工事風景が何か所も見える。
乗ること数時間、ラウンドした日劇ビルが見えるとまもなく東京駅に到着。
アルミのスーツケースを担いで都電に乗り込み、日比谷まで。
そう、今日は奮発して帝国ホテルに宿泊することにしたのだ。
ここならば手続きを行う本店にもほど近い。
日比谷通り近くにせり出した池の脇を通って壮麗な正面玄関へ。
うす暗いホテルの中に入ると半円形の階段の向こうに現れたのは
複雑に入り組んだ、規則正しい彫刻のような空間だった。
チェック・インまでまだ間がある。コーヒーでも飲んで時間を潰そうか・・・・・・・
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僕の家族は1963年に名古屋から東京に引っ越してきました。
当時僕は5歳でした。もし僕がそのときの父親だったら?
きっとこんな風に出張とかしたんじゃないかな・・・
そんな妄想を抱かせるくらい
明治村に保存されているIMPERIAL HOTELの存在感は強烈でした。
今でさえそうなのですから、
日比谷に在った時はいったいどんな光景だったんだろう・・・・
首都に現れたマヤ文明?それともアンコールワット?
みたいな見え方だったんでしょうか・・・・
竣工当日に関東大震災に見舞われ、そして戦争での空襲をも生き延びた
見た目も生い立ちも、生命力溢れるこのライト作のIMPERIAL HOTEL、
デザインの古さが目立つ今の帝国ホテルを更地にして、
なんとか再度移築して日比谷に戻ってきてもらえないかなァ~
持っている生命力・パワーで、日本の首都、東京が再び活気を取り戻せそうな気がするんですが・・
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