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ゴールデンウィークは・・・・片付けをしようと思っています・・・・
家を立て直して以来15年近くになるのですが、
テキトーな性格が災いしてか その時のままにしてある荷物の多いこと!
まァ、そのおかげで ”新たな発見(?)” なんかもあってけっこう飽きないんですけどネ・・・・

で、きょうは 学生時代に描いた油絵を発見!
昭和52年3月31日と裏に印してあるこの3号(27.3cm×22.0cm)の小品は、
神戸の異人館で有名な北野町にあった「DENKOSHA」という看板を掲げた小さな洋館を
僕がたった一日で描いたものなんです。

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当時の僕は、地方を旅して伝統的な日本家屋や街並みをスケッチすることも好きでしたが、
ユトリロや佐伯祐三に憧れて、洋館がそのモチーフの中心になっていった頃でした。
もちろん横浜にも素敵な洋館や教会はありましたが、一度 神戸 北野町の異人館街に行ってみたいと思い、
油絵道具 一式を担いで お洒落な坂の街へ・・・・
それもパリ滞在中の佐伯祐三が、一日一枚のハイペースで作品を仕上げた故事(?)に倣い、
その日に仕上げるつもりで・・・・

残念ながらカメラを持っていかなかったようで、
この「DENKOSHA」の家の写真は残っていないのですが、
保育社のカラーブックス「神戸異人館」(昭和52年12月5日発行)にはイラストが掲載されており、
その住所は生田区北野町4丁目・・・・と記してありました。

この小さな異人館、インターネットで調べてみてもなかなか見つけることはできません。
もしかしたら阪神・淡路大震災で失われたか、すでに取り壊されてしまったのかもしれませんねェ。。。。

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この油彩は、
描き上げてすぐに祖父にプレゼントしたので
祖父が立派に額装してくれた後に
住んでいた大阪 豊中の古い家に長いあいだ飾ってあったのですが
祖父の死後は僕の手元に戻ってきたものです。
引っ越しでしばらく行方が分からなくなっていたのですが、
今朝、ひょんなことから久しぶりに対面することに・・・・

大学入学前の 春曇りのちょっと寒い神戸で過ごした一日の思い出と
懐かしい祖父の家の記憶が甦るこの小さな油絵、
これからは 僕の家のダイニングルームの隅で再び光を浴びることになりました。。。。