イメージ 1

今朝の話題はこれしかないでしょう!
澤穂希、バロンドール受賞!!
1956年に『フランス・フットボール』誌が制定したヨーロッパ最優秀選手に贈られてきたこの賞、
当時は南米などの選手が外国籍のままヨーロッパでプレーするなど考えられない時代だったので、
ヨーロッパの選手しか受賞資格がありませんでした。
(だからペレもマラドーナも受賞してないんですねェ~)
しかし時代が変わり、サッカーのグローバル化に伴いこの賞がFIFA最優秀選手賞と統合されて、
世界の全てのサッカー選手が受賞資格を得るようになったのです。

イメージ 2

リオネル・メッシとのツーショット・・・・夢のようですねェ・・・
メッシ自身も3度目の受賞・・・・これは過去には3人しか成し遂げていない偉業です。
その3人とは・・・・

イメージ 3
1971、73、74 のヨハン・クライフ(オランダ)

イメージ 4
1983、84,85 のミシェル・プラティニ(フランス)

イメージ 5
1988,89,92 のマルコ・ファンバステン(オランダ)

ところで、不思議なことにメッシを加えたこの4人、誰もワールドカップ優勝の経験がないんですよねェ・・・
よく”バロンドールの呪い”・・・なんてことが云われていて、ワールドカップ開催の前年に受賞者を出した国はW杯制覇ができない・・・・・ってことらしいのですが・・・

ちなみに1956年からの歴代受賞者のなかで、ワールドカップを制覇することが出来たのは、
カンナバーロ(イタリア)、ロナウジーニョ(ブラジル)、ロナウド(ブラジル)、リバウド(ブラジル)、ジダン(フランス)、マテウス(ドイツ)、ロッシ(イタリア)、ベッケンバウアー(西ドイツ)、ミュラー(西ドイツ)、チャールトン(イングランド)・・・・・・
そしてこの中でワールドカップ得点王に輝いた経験を持つのは、ミュラー、ロッシ、ロナウドだけ。

2011年FIFA女子ワールドカップを”キャプテン”として制覇し、大会得点王とMVPに輝いた上にバロンドールを受賞した澤穂希・・・・・これ、史上初の快挙と云ってもいいんじゃないでしょうか!


相変わらず嬉しく景気のいい話で湧く日本サッカー界ですが、
禍福はあざなえる縄のごとし・・・・・
きのうの夜10時からNHKのBS1で放送された「ドーハは悲劇ではなかった オフト別れの旅」という番組を観たばかりなので ( またバロンドール発表の直前のスゴい時間帯にオンエアするもんです・・・)、つくづくそう感じてしまいます。去年の女子ワールドカップを観戦した日本人だれもが、なでしこJAPANを”サッカーの神様”の力が後押ししてくれていたことを思ったはず・・・・

受賞の言葉にもあったように、これに満足することなく
賞に恥じない真価(=進化)をロンドンで証明して欲しいもんですねェ。。。。。


http://coop46.blog91.fc2.com/blog-entry-19564.html ⇒お時間のある方は・・・・歴史的な瞬間を。。。