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きのうから、大井川を遡る旅に出かけて さきほど夕方に戻ってきました。
蒸気機関車をクラシックカメラで撮影したり、車窓に流れていく新緑の山々や大井川を楽しんだり、崖っぷちを走るトロッコのような列車に2時間近く揺られたり、僕好みの旧い日本旅館に泊まったり・・・・

気ままな旅の相棒は、いつものように革で出来たズタ袋。
これを肩に担いで、まずは大井川鉄道の始発 金谷駅で井川までの2日間有効のフリー切符を買って、
さっそく昔懐かしい電車(これって元は京阪電車?)に乗り込み奥大井への旅の始まりです。

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最初は平日だったせいかガラガラだった車内は、途中から乗って来た大勢の小学生でこの有り様。
しかし全員家山駅で降りた後は、また元のように長閑な雰囲気・・・・
進行方向左手には、悠然とした大井川の流れが延々と続きます。

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さて、まず僕が降りたのが下泉駅。
ここから金谷方面に戻る形で最初のSLを撮影する場所を探します。

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で、こんな茶畑の真ん中で遥かに大井川を臨む素敵な場所を見つけたのですが・・・
果たして戦前のドイツ製カメラにはちゃんと写ってるんだろうか??(乞うご期待!?)

ところで、この下泉駅、木造の素朴な造りでオマケに赤い郵便ポストなんかが真っ正面にあって、
なかなか素晴らしい雰囲気です。

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待合室も、まるで映画のセットのようですねェ~
物凄いタイムスリップ感!
無人化で使われなくなった駅員事務室もご覧の通り・・・・
時が・・・・止まっている!

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再び大井川鉄道の電車(今度は元近鉄特急かよ!)に乗って、終点の千頭へ・・・・
ホームには、到着したばかりのC56が停まっていました。
C56なんて・・・・・中学生の時に小海線で撮影して以来だから40年ぶりだァ!
この大井川鉄道って移動を繰り返す度に・・・・その存在自体が昭和の昔と平成の今を時空を超えて行ったり来たり・・・・なんだか不思議な路線です。

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以上が昨日までの金谷→千頭の模様・・・・
この後僕は井川線に乗って終点の井川で降り、そこで泊まったのですが、
以下がその南アルプス最奥の駅から今日やっと出てきて再び昼ごろの千頭駅に到着した場面です。

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さて千頭駅構内には可動状態の蒸気機関車や旧型客車の他にも、野ざらしになって解体を待つばかりの古の私鉄の車両や9600型蒸気機関車など、駅構内が一種の鉄道博物館状態なので見るモノに事欠きません。
でもちょっとこういった佇まいを見せられてしまうと、”モノノアハレ”・・・・も同時に感じてしまいますネ。

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さァ、きょうの撮影地は・・・まずは千頭から一つ目の駅、崎平・・・・

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そして次に向かった撮影地は、川根温泉笹間渡駅からほど近い、大井川第一橋梁。
ところでこの駅も・・・木製の旧い椅子に座っていると、今がいつの時代か一瞬分からなくなってしまいますねェ~
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今回の旅での最後の撮影地へ赴く前に待合室で一服・・・・
う~ん・・・・なんか・・・いい気分だなァ・・・・

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逆光に照らされた鉄橋を渡って行く旧型客車の足元では、
昔も今もそんなに変わらないョ・・・とでも言いたげに
大井川の流れがキラキラと光っていました。。。。