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先日、茨城県西部の下館を訪れた様子はご紹介させていただきましたが、
その後は真岡鐵道に揺られること約40分・・・
陶器の街、益子に行ってみました。
GW恒例の陶器市が開催されているため大勢の観光客の姿も見えましたが、
僕はといえば、そちらの方角とは反対に線路沿いの道を戻るように、廃墟と化した大きな木造建築や洋風建築などを眺めながら歩くこと約1キロ・・・

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突然長閑な田園風景が現れ、遠くに小貝川の堤防が望める開けた場所に出ることが出来ました。季節はちょうど田植えの時期・・・
新緑に囲まれた田圃には水が張られ、なんとも日本的な美しい光景です。


で、川に近づいていくと、とても魅力的なカタチをした古い鉄橋の姿が・・・

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ブルウにペイントされた小飼川橋梁は明治27年に幹線鉄道用に造られたものを、大正2年にこの場所に移設した橋梁で、ポニーワーレントラス構造の橋としては現役最古の存在なんだとか・・・もう立派な産業遺産ですよネ!
数多のリベットを持つ英国製のこの橋、とてもチャーミングでそれこそ機関車トーマスにでも登場しそうな雰囲気を持っていました。

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もちろんこの場所にやってきたのは、
朝に撮影したC12が下館に戻るところを撮影するためなのですが、
田圃から構えて水鏡を狙うか、小飼川橋梁通過を撮るか、
実に迷うよなァ・・・

ということで、
その両方を狙うべく
極力田圃に近い場所で望遠を使ってワンカット撮影し、
すぐにカメラを望遠から標準に戻しながら堤防にダッシュで移動して
2カット目で小飼川を通り過ぎるC12を撮ることにしました。

さぁ果たして上手くいくのか・・・?


で、いよいよ益子駅発車の汽笛が響き・・・
うわァ~
煙が少ないぞォ~

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結局、小飼川橋梁に差し掛かった頃には、C12はこんな状態に・・・
うーん、無煙・・・じゃなくて 無念