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さて、一昨日の記事の続きなのですが、レーモンド建築を堪能したあとは
再び小田急線に乗って終点の片瀬江ノ島駅へ・・・
海の色の青?
まるで海底を表現したかのようなブルウにペイントされたホーム屋根を見上げながら出口にすすむと・・・
まるで神社のような赤い柱・・・

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もしも日本に”竜宮城様式”なんていう建築様式があったとすれば、間違いなくベスト3に入るであろうと思われるのが、この片瀬江ノ島駅の建物なんだと思います。
海の青に続く、赤に金・・・彩り鮮やかな駅舎!

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昭和4年開業・・・竜宮城を模したデザインは、旧い温泉旅館にもよく見られるように昔の日本人にとっての非日常、エンターテインメントの象徴だったので江ノ島という海辺の行楽地の玄関口に相応しいカタチとして考えられたのでしょうが、あらためていま見てもなんだかワクワクするような楽しい駅舎となっていますネ。

平日にもかかわらず、サスガは湘南!若い観光客・・・とくに女子会っぽい集団もチラホラと見受けられ、やっぱ乙姫様もいっぱいいるしナーなんて・・・遠い目で見てしまう僕自身は一気に歳をとってしまったような気分になったりして・・・

小田急もシャレで敬老の日とかに新宿からノンストップでここまで来ちゃう特急「浦島太郎」号とか作っちゃえばいいのにねェ~
ターゲットはもちろんシニア世代。
切符は亀甲形で、車内のサービスはもちろん乙姫様で!

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しかし、この片瀬江ノ島駅周辺は2020年に向けての再整備の計画なんかもあるんだそうで・・・ご興味ある方、行くなら今のうちかも知れませんョ!

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ところでこの”竜宮城”から江ノ電の江ノ島駅までの洲鼻通りは昔懐かしい土産物店や食堂が建ち並んでいるのですが、ここも時代の波を受けてマンションなどが建ち始め、変貌しつつあるようです。
しかしそんななかでも新たな発見が・・・

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通りから少し奥まった所にあるこの「紀伊国屋旅館」、なかなかいい雰囲気です。
HPから借用した画像(↓)を見ると、なんともソソられますよねェ~

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お昼の食事だけでもOKそうなので、次回はコチラも行ってみようかしら。

で、その近くにあった「石政旅館」の建物も湘南らしい開放感溢れる旅館建築で好感持てたんですが、残念ながらすでに営業はしていない様子でした。

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実に見事な松・・・”貸席”って表示も気になります。もしかすると”ご休憩”って意味なんでしょうかねェ~
昔の海辺の行楽地での磯遊びの様子が・・・ちょっと偲ばれますよネ。

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竜宮城とその城下町(?)には、意外にもまだまだ郷愁を誘う光景が残されていました。
で、江ノ島駅から江ノ電に乗って再び藤沢駅方面へ。
次はもうひとりのライト使徒が残した作品でも見に行きましょうか。。。