先日、通勤電車の中でふと目にとまったドア上の動画 広告・・・

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それは、この「彼が通る不思議なコースを私も」という小説の文庫本発売の告知でした。
そしてそのCMを何気なく眺めていた時に飛び込んできて、僕のアタマに稲妻を走らせたこの小説の主人公の名前、

椿林太郎!

嗚呼、その名は確か、僕が小学生の頃夢中で読んだ、
『週刊少年マガジン』に連載されていた、
「黒い秘密兵器」の主人公の名前でもあったのです❗️


川上監督のもと、柴田、土井、王、長嶋、国松、森、城之内・・・
最強だった頃の巨人軍にサングラス姿で突然現れた、
背番号11、椿林太郎・・・
その豪速球はレギュラーキャッチャーの森でさえ受けることが出来ず、それに加えて”黒い秘球”、”かすみの秘球”・・・

「黒い秘密兵器」は、
おそらくは後に登場する「巨人の星」(1966~1971)に明らかに影響を与えた野球漫画でした。
1963年から1965年まで連載されたのですが、僕が読んでいたのはその最後のほう。サッカーなどはまだテレビで放映されることもなく、子供にとってはプロ野球、というよりは巨人が”全て”だった懐かしい時代・・・


ふいに脳裏に甦った、ノスタルジックな昭和40年代前半の記憶、
もうどうしてもガマンできずにその夜にポチッと・・・


で、「黒い秘密兵器」全8巻がやってきてしまいました。


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当時の漫画としてはあまりにも劇画的で精巧なタッチ!
ひとたび頁をめくると、
僕の脳内は初めて親に連れて行ってもらった古の後楽園球場にワープです!
なんてったって大洋ホエールズの監督が三原さんなんだから。
そして次々と現れる他球団のライバルたち・・・


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ところで椿の豪速球を打つために、動体視力のトレーニングとして超特急「こだま」が通過する線路際でバットを構えてその車両番号を読み取る特訓をしたり、

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黒い秘球を攻略するために闇夜の中、黒くペイントしたボールを打つ練習をしたり、もう第一巻からその頃の野球少年のココロをワシづかみにするようなギミックが満載!鉄道好きとしては、ちゃんと描かれたゼロ系新幹線の姿にもちょっと感動しちゃいます。

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さあ、あまりにも”濃厚”な味わいだった第一巻を早くも読破して、いよいよ西鉄ライオンズとの日本シリーズが待ち受ける第二巻へ!

しかし・・・普段の何気ない通勤電車の中にも、
半世紀以上前にワープできてしまうタイムマシンの入り口が、
密かにかくれていたりするもんなんですねェ。。。。