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実は先日の土曜日は、法事に出席するために岐阜まで行ってきました。で、それを済ませたあとはちょうどよい機会なので”夏の旅”を・・・。二泊したので帰ったのはきょうの夕方です。
ところで今回の旅のコンセプト(?)は、言ってみれば縦糸は『美濃の魅力的なローカル線を堪能する』、横糸は『美濃に点在する旧い街を訪ねる』。

ということで、岐阜からJR高山線で美濃太田に移動し、長良川鉄道に乗換えます。

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かつては国鉄 越美南線だったこの路線は、1984年頃に廃止が予定されましたが、1986年に第3セクター化されて存続することができ、今に至ります。
清流・長良川に沿って走る、このローカル線・・・実は僕は初体験!
ちょっぴりコーフン気味で北濃行き気動車に乗り込み、出発・・・

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すると走ること数分・・・列車交換が出来る駅に到着したのですが、その駅名はなんと、トミカ!
まァTOMICAじゃないところは御愛嬌なんですが、クルマ好きにとってはなんとも嬉しいサプライズです。

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小さな駅に次々と停車しながら、気動車は関駅に到着。
国鉄時代を偲ばせる低いホームと典型的なローカル駅舎が好感持てますよねェ~

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そしてまたしばらく走って、美濃市駅に到着です。
しかし・・・暑い!
音だけはするけど全然効かないエアコンに見切りをつけて、窓を少し開け、列車交換の間にホームの自販機で冷たいお茶を買っちゃいましたョ!
こんなトコも、ローカル線的といえるのかもしれませんねェ・・・

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街から外れた高台にホームがある美濃市駅を後に、列車はいよいよ長良川沿いにルートを取り始めました。
なにしろ長良川鉄道には12もの鉄橋があるんだそうで、気動車は唸りながら清流・長良川の脇を走り、鉄橋を何度も渡ります・・・

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一大パノラマを堪能して、やっと郡上八幡に到着。


さらに川沿いを走った気動車が目的の美濃白鳥に到着したのは、美濃太田で乗ってから約2時間後のことでした。

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なんだか郷愁を誘う、昔ながらのホームに僕を独り残して、列車は夕陽の中、終点の北濃へ向かって去っていき・・・

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さて、翌日は美濃白鳥始発に乗車。
これから長良川沿いの旧い街を訪ねます。

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車窓からは相変わらずの素晴らしい長良川の風景・・・
でも前日と違うのは、数多の釣り人の姿でしょうか。
そう、長良川は有数の鮎釣りが盛んな川でもあるのです。

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土曜の晩から郡上踊りが始まった郡上八幡駅・・・
きょうは相当な人出が予想されそう。

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しかし・・・日本広しといえども、この長良川鉄道ほど清流を跨ぐ鉄橋、それもクラシックなリベット打ちをされた鉄製の美しい鉄橋が次から次へと出現する路線って、ホント少ないだろうなァ~
おかげで大人しくシートに座ってられないもん。

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郡上八幡の次は美濃市駅で途中下車することに・・・

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再び長良川鉄道で美濃太田を目指すべく、美濃市駅の改札で買った切符は
嬉しいことに昭和の香りタップリの昔ながらの硬券なのでした。。。