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懐かしい103形の山手線・・・
運転席の窓には、なんと『冷房車』の表示が!

これは、僕の会社の同僚で当時鉄道少年だったK氏がキヤノンのダイヤル35で撮影した西日暮里駅でのひとコマ。
恐らくは、1970年頃の光景なんだそうです。

で、K氏の目的はこの駅のホームから見ることの出来る東北・高崎線の長距離列車を撮影することだったらしく、まだ高層ビルなど皆無な東京の街を背景に走る、懐かしの国鉄車輌の数々が・・・

まずは普通/急行列車・・・これ、115/165系あたりでしょうか・・・

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次に電気機関車とそれが牽引する旧型客車!
この頃はまだ走ってたんだよなァ~こういった列車が・・・!!

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西日暮里からの最後は、特急列車。
やはりこれ、スタイル的にはとびっきり洗練されている感じがしますよネ!?
まだ東北新幹線なんて影も形もないこの当時は・・・

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さて、
K少年はその後ターゲットを上野駅地上ホームの20番線に到着する常磐線の急行「ときわ」に変更したようで・・・

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実は僕も・・・
小学校6年生の時(=1970年)に塾の日曜テストを受けた帰りに必ず立ち寄ったのが、この上野駅の地上にある行き止まりのホームだったので、この光景・・・馴染みもあるし、よく覚えているんですよねェ~

但し僕はカメラを持ってなかったので写真を撮ることはせず、駅改札で回収後の長距離列車の切符、特に特急や急行の名前の入った硬券を駅員さんに貰うことがこの場所を訪れる目的でした。その頃の上野駅の駅員さんって親切な方が多くて、『無効』のスタンプを押して好きな切符をくれたりしたんですョ・・・

もしかすると会ってたのかもしれないなァ・・・
僕とK氏は上野駅の20番線ホームあたりで。
その10年後に、同じ会社に同期で入社することになるわけなのですが、
そうだとしたら・・・なんだか不思議な縁・・・

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そんな空想を思い浮かべてしまうようなチカラを持ってるんですよネ。
自分がかつて居たその場所の、同時代の空気が漂ってくる懐かしい写真って。。。