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さて、「蓬嶋楼」を後に、降り続く雪の中を小浜の中心部へ急ぎます。
というのも、帰る列車に乗る前にどうしても立ち寄りたい場所があったからなのですが、小浜西組の街なかを早足で歩くものの、三丁町以外にも魅力ある光景に次から次へと遭遇してしまい、思うようには進みません・・・

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この突然現れた大鳥居でもしばし足止め・・・

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この若狭塗の店なんて、もし開いていたらタイヘンなコトになってたよなァ~

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で、どうしても訪れたかった場所とは、このいづみ町商店街なのでした。
実はこの一見廃れたアーケードが、その昔に若狭・小浜から鯖を中心とした魚介類を京へ運んだ鯖街道の起点なのです。
それは、この地が1601年に実施された町割りによって問屋や仲買人の集まる魚専門の一帯とされたコトによるものなのですが・・・
小浜市の道路拡張計画によって、この昔ながらのアーケード商店街も存続の危機に瀕しているんだとか。

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その鯖街道のスタート地点に店を構える、創業250年の老舗「益田商店 元祖朽木屋」で焼き鯖を買う・・・
それがこの旅の最後をしめくくるべく、僕が自らに課したミッションなのでした。
(ちょっと大袈裟?)

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店先に無造作に出された、丸々と太った(?)デカい焼き鯖・・・
せっかくなので、1500円のヤツをちょっとオマケしてもらって買うことが出来ましたョ!もちろん、へしこの半身もそれにプラスして。

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ついでにアーケードの反対側に位置する店で、若狭鰈に小鯛も購入!

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若狭・小浜の海産物も仕入れることが出来たし、急いでJR小浜駅を目指します・・・

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しかし・・・
小浜市って本気でこの観光資源を取り壊すつもりなのかしら・・・?




さァ、小浜線に乗り込んで、暮れゆく雪景色を眺めながら一路敦賀へ・・・

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到着した敦賀駅のホームは、
昔の国鉄時代を思わせる懐かしい空気で満たされていました・・・

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そして乗り換えまでに少し時間があったので、駅を出てすぐ右にあった昔ながらの土産物屋に入り、敦賀名物小鯛ささ漬も買っちゃいましたョ!

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すっかり暗くなって、ちょっぴり侘しさ漂う敦賀駅ホーム・・・
気配を消して停泊中の貨物列車は、謂わば ‘‘闇夜にカラス’’ 、

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白くなった線路を目立たず静かに入線してきた特急列車は・・・
その名の通り、

まさに、”雪に白鷺” といった趣きなのでした。。。