それは、
絶景の富士が望めるレーモンド建築!
で、その場所とは・・・御殿場の地に昭和33年に誕生した「富士カントリークラブ」なんです。
ゴルフ好きなSG氏が好んで行くゴルフ場なんですが、そこには・・・
なんとプレーを見るためではなく、目の前の富士山を楽しむためだけの望遠鏡まで設置されているほどで、
その上クラブハウスの設計は、フランク・ロイド・ライトに師事し、帝国ホテルの設計にも関わった、かの アントニン・レーモンド!
周囲の景観に溶け込んだ、師譲りのプレーリー建築の典型のような建物は、国の登録有形文化財にも指定されています。
カートの背後には、美しい冬の富士山・・・
そんな素晴らしい景色を愛でながら、いざスタート。
でも富士山ばっかり気になって、果たしてプレーに集中出来るのかしら?
・・・・
そして数時間後、富士裾野の自然な地形を活かした難コースでのプレーを終え、
SG氏は予想外の大きな数字(?)を抱えてクラブハウスに・・・
暖かく出迎えてくれるのは・・・大きなホンモノの薪ストーブと、レーモンド建築が生み出すクラシック且つオーガニックな空間です。
壁にはクラブの歴史を示す額が掲げられ、いかにも老舗ゴルフ倶楽部・・・といった雰囲気ですよね。
そして圧巻は・・・
この富士山をまるで我が物のように出来る大きな一枚窓!
竣工当時には日本での調達が不可能だったので、わざわざドイツから取り寄せた巨大なガラスが創り出す絶景・・・!
掲げられた名士たちのポートレートには、もちろんレーモンドの姿も・・・
僕自身は40代になってから付き合いで2~3年やっただけでやめてしまったゴルフですが、パノラミックな富士山を望むレーモンド建築が体験できるのなら・・・
そのためだけにまた始めるのもアリかもしれないなァ~
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