きのうから大阪に出張に行って、つい先程帰ってきました。
結局この一週間のあいだにピョンチャン→横浜→大阪→横浜・・・
こりゃ疲れるワケだよなァ~
二週間休みなしだし。
でも同じ週にKTXと新幹線と両方乗れてラッキーではあるんですけどネ!
で、いくら疲れが残っていようがホテルで大人しくしている性分ではないので、さっそく寄り道を。
新大阪から大阪に移動して環状線に乗り、最初の駅である天満で降りてみました。
駅の改札を出ると、そこは天神橋筋商店街のアーケードに直結!
いかにも庶民的なこのアーケード・・・
大阪らしいコテコテの店先や看板を楽しみながら、人通りの多いなかを歩いていくと・・・
目的の、煉瓦の外壁も洒落ている純喫茶「ビクター」に到着です。
アーケードに馴染んでいるとはいえ、なかなかに素敵な外観・・・
さっそく店内に入ってみると、
まず驚いたのは正面奥に光り輝く立派なステンドグラスでした。
まるで教会を思わせるような存在感!
しかも左側の壁一面が鏡になっているおかげで、その姿は見る場所によっては二つになったり微妙な重なりを見せたり・・・
その他にも二階部分の金属製装飾が施された手摺やそこに上がるための重厚な木製の階段、手の込んだ照明器具や椅子・テーブル・・・
ひと昔前の、内部を丁寧に造られた喫茶店の典型とも言えるディティールが、僕の目を楽しませてくれます。
忙しく走り回る制服姿の店員さんに、この店がどれくらい旧いか?を訊いてみたところ、「4~50年くらいですかねェ~」というなんとも曖昧な返事だったんですが、
次から次へとお客さんが入ってくる様子から見ると、
この店は”レトロな存在”としてではなく現役の繁盛店として愛されているからこそ、その歴史にも無頓着なのかなァ~なんて思ってしまいます。
さて、新幹線では何も食べていなかったので昼飯としてドライカレーを注文。
いやァ~素朴でちょっぴり懐かしいナイスな味・・・!
ところで、
ピョンチャンで一週間過ごす間にカレーへの渇望感がMAXに達したせいか、帰国してからの食事はほとんどがカレーなんですョ・・・
ちなみにこの後の夕食も今日の昼もカレー!
もはやビョーキです・・・
食後の、燦然と輝くステンドグラスを眺めながらの珈琲も・・・旨かったなァ~
天満・純喫茶「ビクター」・・・
活気溢れるアーケード商店街の、客が絶えないこの店は、
出張疲れのくたびれたカラダにパワーを注入してくれるような、
なかなかに心躍る場所なのでした。。。
コメント