
ピョンチャンの山合いでは至る所で見受けられるのですが、
実はコレ、タラを干しているんですよねェ~

別のタラ畑?に近づいてみると、丸太ん棒で組まれた棚には夥しい数のタラ!


冬はマイナス20度以上に冷え込み、風が吹き付けるピョンチャンは干しダラの名産地なんだそうで、溶けたり凍ったりを繰り返しながら熟成させていくとか・・・
なるほどォ~
ピョンチャンの名物ったら、タラ!?



そう知ってしまうと、食べてみたいと思うのが人情?
同僚3人とタラが食えそうな処を探し回るのですが、干しダラ場のすぐ近くにあったこの店は干しダラの土産物だけで食事はできず、
『もしかしてこのタラって鰹節みたいなもので食わないんじゃないっスか?』
なんていう意見も・・・
う~ん・・・どうなんだろう?
すると橋を渡って街なかに入ったすぐの場所に、干しダラを吊るしている店があるじゃありませんか!



こりゃ間違いない!
・・・ってコトでさっそく・・・

「入口はここですかねェ~」と同僚。
「まァ、入ってみるか」・・・

で、日本語も英語も通じない店のオネーサンが出てきてなんか言っているのですが・・・
どうもメニューは一種類だけと言ってるみたい。
しかし寒い中長い距離歩いてきたので店の中へ・・・
ちなみに値段は8000ウォン(約800円)だって。


雑然とした店内・・・
促されるままにオカズと白米を好きに盛って・・・
確か韓国料理って前菜が多いハズだよねェ~



さっきのオネーサンはスマホ片手に汁を盛っています。

で、僕はメインディッシュ?のタラに備えてこれぐらいの量で。
まあ特に旨いってワケじゃないけど昨日の夕飯はカップ麺だったしなァ~
前菜としてはこんなモンか・・・


ところが食べ終わってもなかなかタラが出て来る気配はありません。
シビれを切らした同僚は汁をお代わりしに・・・
そうこうしているうちに、店のオバちゃんは隣の鍋があるテーブルを片付け始めちゃいましたョ!
まさか・・・これでオシマイ???
あれ、同じメニューを食べていた地元のカップルも帰っちゃったし・・・
う~ん・・・

結局、重い足取りのまま4人は一人8000ウォンを払って店の外へ・・・
今のは・・・いったい何だったんだ?
でも安すぎると思ったんだよなァ・・・
そして後輩は一言、
「○○さん、タラが吊るしてあった店の入口、ここじゃないみたいっス!?」
「えッ!!!」
しかしそちらの入口を覗いてみると、さきほどと同じタラの土産物しか扱っていない様子で・・・建物自体はつながってるし・・・

このタラって、もしかして出汁をとるだけなのか?
だとするとあの味噌汁みたいなヤツにエキスが入ってるってコトなのか??
それともやはり水で戻して鍋とかに入れるものでこの店がやる気なくてボッタくってるだけなのか???
謎だァ・・・

もっと予習してきタラ?
・・・な~んて干しダラに言われているような、
ピョンチャンでのハズれな昼飯なのでした。。。
コメント