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サブリミナルなのか、広告表現として優れているのか・・・?
先週くらいに気がついた、JRの車内広告で展開されている”栃木キャンペーン”、
なんだかとても気になっていました。

で、昨日は休みがとれたので、突然思い立って蔵の街 栃木へ・・・

ゴールドにペイントされた東武特急スペーシアに乗って、両毛線と交叉する現代的な栃木駅に到着です。

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栃木は、日光例幣使街道の宿場町で、且つ水運で栄えた北関東有数の商都でもありました。

江戸からは日光へ運ぶ物資や塩などが船でここに運ばれ、栃木からは木材や農産物を江戸に送り出し、江戸時代末期に栄華を極めたこの地の商人たちは蔵造りの家を競うように建てたんだとか・・・

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そんな歴史を偲ばせるかのように、日光に続くメインストリートには古色蒼然とした建物がたち並びます。
そして、今の季節はそこに夥しい数の鯉のぼりが彩りを添え・・・

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実は、僕がこの栃木を訪れるのはこれで三度目なのですが、過去2回は仕事且つ短時間での滞在だったので、ゆっくり歩くのは今回が初めて。
鉛色の空の下、観光客が全く見当たらない蔵の街は、まるで百年以上前にタイムスリップしたかのよう・・・

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さて、商都・栃木は一時期県庁所在地でもあったので、看板建築やレトロな商業ビルなど近代化以降の昭和のノスタルジーを感じさせる光景も・・・

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特に僕が感銘を受けたのが、この理容「銀巴里」!
なんか・・・独特の雰囲気あるよなァ~
まるで佐伯祐三のパリの絵にでも出てきそうな佇まい・・・

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近代建築と伝統建築がクロスオーバーする、この「金魚湯」もなかなか素敵です。

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えッ、萬年筆病院???

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人影の見当たらない、日光例幣使街道 栃木・・・
まるで戦前にワープしたような眺めは、ワクワクの連続です。
そしてこの後すぐ、それはクライマックスを迎えることになるのでした。。。