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さて、栃木・横山郷土館の離れであるブルーの洋館は、約百年前に建てられたものなのですが、ハーフティンバー様式の小さな平屋建てのこの建物・・・
小さくて実に可愛い存在です。
でもこれ、立派な登録有形文化財!
しかも内部は小振りの床の間がある座敷なんですョ!!

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大きな樹の下に佇むパステルブルーの小さな洋館・・・
もうそれだけでメルヘンの世界に突入してしまいそうなんですが、
よ~く見るとその背後にもなにやら立派な洋館が。

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こちらも登録有形文化財、大正10年(1921年)竣工の旧栃木市役所別館です。
鮮やかなミントグリーンにペイントされたこちらもハーフティンバー様式。
時計台を持つ木造2階建て・・・なかなかに華麗な雰囲気を醸し出しています。
ハーフティンバーも直線だけでなくRを描いたデザインもとりいれて、
さっきの横山家の離れの洋館もそうだけど、こちらもなんだかアール・ヌーヴォーっぽいよナ・・・

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エントランスの車寄せも立派なんですが、これ・・・クルマが通れる幅じゃないョ!
いったい何のためなんだろう・・・?
もしかして人力車寄せ??

この建物は栃木が県庁所在地だった頃に建てられたものなので、県庁堀に面しているのですが、自由民権運動の中心であったこの街はそのせいもあってやがて県庁所在地の座を宇都宮に奪われることに・・・
中に入ることは出来ませんでしたが、ここの二階には議場もあるそうです。
もしかしたら・・・
足尾銅山鉱毒事件に生涯をかけた政治家・田中正造なんかも、
ここに来て熱弁をふるったりしたのでしょうか。。。

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ところで旧市役所別館をあとにして巴波川沿いを歩いていると、黒板塀の向こうにピンク色の洋館を発見!

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その近くまで行ってみると、こちらも一部ハーフティンバー様式を用いている可愛い建物でした。
大正13年に建てられた旧斉藤医院、元々は産婦人科だったこの洋館はリフォームされて現在では「Cafe 15」というケーキ屋さんになっています。
残念ながら定休日のようで中の様子は窺えませんでしたが、昔の病院の遺構なんかも残っているのかしら・・・?

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Blue,Green,Pink・・・

巴波川沿いに建つ、3つのパステルカラーの洋館たち・・・
その華麗で可愛くて軽快な姿は、黒っぽい蔵造りの街並みとは好対照でしたが、
これらの存在は、この地が江戸期からの水運で栄えただけではなく近代に入っても政治経済の中心として、繁栄し続けた証なのかもしれませんネ。

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さァ、いよいよゴールデンウィーク!
元はと言えば、JRの広告に惹かれて訪れた栃木の街でしたが、
黄金週間の一日を、
金色の特急電車に乗って
鯉のぼりゆらめく重厚な蔵造りの街並みとエレガントな洋館を観に行く小さな旅に
出てみるのも一興かもしれませんョ。。。。