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この土日は朝から夕方まで両日とも仕事だったのですが、自分自身のモチベーションを保つためこういった時は都内に泊まって出張気分を味わうことにしています。
なので昨日は駿河台の「山の上ホテル」へ・・・

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御茶ノ水駅から歩いて5分、
夕暮れの空を背景にした、戦前のアールデコ建築・・・
実に魅力的な佇まいの小さなクラシックホテルです。

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尖塔の近くには月の姿も・・・

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チェックイン客を運んでくるタクシーのヘッドライトが映えるようになると、空も次第に闇につつまれ・・・

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ではさっそくフロントに向かい、僕もチェックインするとしましょう。

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この「山の上ホテル」は、昭和11年(1936年)に竣工したウイリアム・ヴォーリス設計の建物を、戦後のGHQ接収解除後の昭和29年(1954年)にホテルに転用したという歴史を持っています。
で、その時にアメリカ兵が呼んでいた愛称である"Hilltop”がそのままホテル名に用いられました。
三島由紀夫、川端康成、池波正太郎・・・
錚々たる文人の定宿として名を馳せたこの小さなクラシックホテルは、
実は予約をとるのが非常に難しいホテルでもあります。

僕も天婦羅の『山の上』やBAR『ノンノン』には訪れた経験があるのですが、今回幸運にも日曜日に部屋を予約することができました!

歴史を経てきた建築物が放つ独特の香りを楽しみながら、
4Fの客室フロアへ・・・

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僕が押さえることのできた客室は、
いかにもこのホテルらしい畳敷きの407号室・・・
和洋折衷の素敵なツインルームでした。

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落ち着いた和の空間。
小さな袖机は、いかにも文豪が籠もってそこで小説を書いていたかのような・・・

ずしりと重い、真鍮製の大きなルームキーも・・・このホテルの魅力を構成している小道具?のひとつなのかもしれません。

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さて、しばし寛いだあとはロビーでゆっくりしてからカンタンに飯でも・・・

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ヒト気がなくなりシーンと静まり返ったホテル正面に佇むと、そこはまるで映画のワンシーンにでも出てくるかのような、戦前にタイムスリップした・・・と言っても過言ではない光景。

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ホテルの周囲もブラブラと散歩してみたのですが・・・

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暗闇にボーっと白く浮かぶ”HILLTOP HOTEL”のネオン・・・
それはまるでパリあたりの裏町の光景のようにも思え・・・

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そういえば大学が集まるこの駿河台一帯は、神田カルチェラタンとも呼ばれているそうですが、高台に建つ「山の上ホテル」はさしずめ本場の象徴的な建物であるパンテオンのような存在なのかもしれません・・・
残念ながら現在では周囲に高層ビルが建って必ずしも目立たなくしまってるんですけどネ。




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翌朝・・・もちろん今朝なんですが、目覚めて窓を開けるとそこには明治大学の旧い校舎。
う~ん・・・
やっぱりなんだかホントにパリっぽいゾ!これは・・・

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出勤すべくチェックアウトを済ませて外にでてみると・・・

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朝日を浴びたアールデコ様式の「山の上ホテル」は、
最高に美しい姿で僕を見送ってくれたのでした。。。