
これがなかなかイイんですョ!
1/43のマセラティ450Sっていうと、旧いAMRのメタルキットあたりしか決定版といえるモデルカーはないんじゃないかと思うのですが、コイツはダイキャストミニカーのくせにホイールを始めエッチングパーツを多用していて、おまけに開口部も実際に貫通している部分が多いので、満足度は半端ありません。
まあ、ウインドスクリーンがプラ製で部厚すぎるのはどうしようもないんですけどネ・・・

マセラティ450Sは、1956年に350Sの発展型として登場した 5.7リッターV8エンジンを搭載するレースカーで、この白抜きのゼッケン2番は、1957年のニュルブルクリンク1000kmに出場したマシン。
ハリー・シェル、スターリング・モス、ファン・マニュエル・ファンジオという錚々たるマセラティワークスドライヴァーがステアリングを握るために名を連ねていたにもかかわらず、オイルタンクの故障であえなく19周でリタイヤとなりました。
そのため鮮明な写真はほどんどありませんでしたが、Bangのモデルカーはなかなかよくその特徴を捉えているんじゃないかなァ~






ところで・・・
美しいデザインのボディにレーシングマシンらしく荒々しい開口部が多々ある・・・
というのがこのマセラティ450Sの魅力。
そこで・・・
↓

入れ墨、入れちゃいました!
ボンネット上部とリアホイール後方の熱抜き用のスリットに!!
さすがにダイキャストミニカーなのでこの部分は凹凸のみだったんですが、
エナメル系塗料のフラットブラックを極細筆で塗り、はみ出した部分はシンナーで拭き取ったり爪楊枝で削ったり・・・
もちろんフロントとリアのボディ開口部にも黒をさして、
入れ墨完了!




ついでにこの時代のレーシングスポーツカーの大事な部分であるウインドスクリーンを留めるためのリベットも、凸部分を削ってキラッと光らせ・・・
まるで”大事な部分”に真珠をたくさん埋め込んだみたい???



気のせいか、だいぶシマったかナ・・・?




実はこのたび、1/43でフロントエンジンのレーシングスポーツカー黄金期である1957ー1959のスタープレイヤー的なマシンを揃えてみようと思ったんですが、既に持っているジャガーD-TYPE、リスタージャガー、アストンマーチンDB3S、フェラーリ・テスタロッサにこのマセラティ450Sが加わって、ほぼ8割が集まりました。
あとは現在製作中のアストンマーチンDBR-1、そしてポルシェ718RSKあたりですかねェ・・・必要なのは。。。
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