昨日までは猛暑でどこへも行く気が起こらなかったのですが、今朝は台風接近のせいか曇り空で気温もだいぶ低い・・・
で、突然小旅行に出かけようと横浜駅から東海道線に乗り込みます。
ぼーっと電車を待ってたらたまたまグリーン車が前に停まったのでその車両に乗っちゃったりして。
台風のせいで荒れ気味の相模湾を眺めていると、1時間20分ほどで終点の熱海に到着です。
現代的な駅ビルに変わってしまった熱海駅・・・
ノスタルジックな温泉地の玄関としての風情なんて、これじゃああったもんじゃないよなァ~
なーんて感じてしまうのは、僕のような変わり者のオヤジだけでしょうか・・・?
さて、その新しい駅ビルの反対側真正面に位置する場所にあるのが、このレストラン「フルヤ」です。
2018年の現代の熱海を象徴するのが駅ビルならば、こちらは昭和の昔からの空気を醸し出してる象徴と言えるのかもしれません。
熱海に列車で行った経験がある方ならば、一度は目にした風景ですよネ!?
食品サンプルが並んだレトロなショーケースに釘付けの男の子・・・
なんだか子供の頃の、自分自身の姿を見ているようです。
では朝飯もちゃんと食べていなかったのでさっそく・・・
自動ドアを開けて中に入ると、まず目に飛び込んでくるのは旧いコカ・コーラのクーラーボックスと、圧巻の螺旋階段!
そして青いカベ・・・
う~ん・・・
なんだかレトロフーチャーとモダニズムが融合してそれがチープになった?ような、なかなか魅力的な店内です。
普段は使っていない二階にお店の方の許可を貰って上がらせてもらうことにしたのですが、ホワイトにペイントされた螺旋階段を登っていくにつれて、いい年してコーフンしてくる自分に気づいたりして・・・
微妙に彎曲した白い手すりの織りなす複雑な模様が、実に美しい!
このレストラン「フルヤ」は1968年創業とのことなので今年で齢50年なんですが、この二階の客席と向こう側に見える駅ビルの間にはちょうど半世紀の隔たりがあるんですねェ~
さあ、まだ熱海に着いたばっかりだし、ウオッチングもそこそこに窓際のテーブルに座り、まずはアイスコーヒーで一服・・・
そしてチキンライスを・・・
やはり旧い温泉街の駅前洋食は、これに限るよなァ~
いろんな昭和の”アジ”を大いに堪能して、いざ熱海見物へ・・・
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しかし数時間後、ヘトヘトになって喉が乾いたのでまたこのレトロな店にやってきてしまいましたョ!
だって熱海駅界隈で煙草が吸えてビールが飲めて夕方でも営業している昔懐かしい雰囲気の店って、ここしか無いんだもんねェ・・・
こりゃあもうこの街では僕にとってはかけがいのない存在なのかもしれませんねェ~
熱海駅前レストラン「フルヤ」は。。。
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