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さて、熱海の記事もきょうが最終回。最後は今回の旅でも最もココロを動かされた、「起雲閣」の洋の空間をご紹介させていただきます。
根津嘉一郎によって昭和7年(1932年)に増築された小さな洋館には、日本的な意匠を感じさせつつもアールデコ、チューダー様式、中国風、バンガロー建築・・・様々なエッセンスをスパイスとして加えた、実に贅を尽くした空間が・・・

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まずは格天井を持つ玉姫の間・・・

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そこに隣接するのは、この起雲閣のハイライトともいえるサンルームです。
色彩豊かなタイルとステンドグラスで彩られた、真にクラシカルエレガンスを感じさせる華麗かつ品格を有する美の空間、お楽しみください!

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そのサンルームの隣は玉渓の間なのですが、こちらは好対照なざっくりとした素材感のある造り・・・

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マントルピースの上に仏像・・・珍しいですよネ!

さあ、洋館部分には以上の3つの素晴らしく個性的な空間があったのですが、旧宿泊棟の廊下を進んだところには、昭和4年に建てられたローマ風呂と金剛の間がありました。

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アーツ&クラフツの影響を色濃く受けたと思しき金剛の間・・・

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この窓際にある木製のロングチェアに腰掛けて部屋を眺めていると・・・
もう動きたくなくなってしまうんですよねェ~

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・・・なーんてコトを言っててもしょうがないので、
レースのカーテン越しに見えるローマ風呂へ行ってみることにしましょう。

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ステンドグラスの窓に囲まれた開放的な浴室には、正方形と楕円の小ぶりな浴槽。

まだ旅館を営んでいた往時…湯けむりのたち込めたこの空間は、きっとより荘厳な雰囲気に包まれたんだろうなァ・・・

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海運王 内田信也と鉄道王 根津嘉一郎によって生み出されたこの起雲閣は、優れた審美眼を持つふたりの実業家による好対照なテイストを、絶妙にクロスオーバーさせることに成功した稀有な館でした。
それは、只々耽美的・・・
そんな空間を実際に肌で体験できたこと、
それが僕にとっては今回の旅で最大の、『DISCOVER OLD JAPAN』なのでした。。。