
まずは路面電車で・・・
しかし最近では坊っちゃん列車も復活してるんですねェ~


で、向かったさきは、重要文化財 道後温泉・・・
個室の休憩所まで備わる、いわば太古の昔のスーパー銭湯が現役として営業しながらそのまま重文になったっちゃったんですが、これ…ある意味スゴいコトですよネ!?
ミシュランガイドでも三ツ星らしく・・・


本館は明治27年(1984)に改装された木造三階建て。
百年の歴史を持つ建物なのですが、長年の使用のためにダメージも蓄積していて大規模改修が必要となり、予定では今年中に工事が開始されるんだとか・・・
なので外はヒトもまばらですが中は満員で、ミセスTは中に入ることができずに向かいにある新館へ行くしかなかったそうな。
それにしても素晴らしい大型木造建築ですよねェ~



その後ミセスTは松山城の麓にあるこちらも重要文化財の萬翆荘に移動・・・



フランス風のエレガントな外観を持つこの萬翆荘は、1922年に建てられた松山藩主の子孫である久松伯爵の別荘です。
また、元々この敷地は松山藩のものであり、この萬翆荘が建つまでは下宿屋があって、そこには松山中学に教師として赴任してきた夏目漱石も下宿してたんだとか。

竣工直後には昭和天皇も滞在されたそうなんですが、戦後はアメリカに接収を受け、1947年に返還されています。

圧巻の眺めの大きな帆船をモチーフとしたステンドグラス・・・
それ以外の各所にもステンドグラスが用いられた実に上品な内部・・・
久松伯爵はフランスへの留学経験があったので彼の地の様式を好んだそうなのですが、女性ウケもしそうな優しい雰囲気の洋館ですよネ。
しかし松山にこんな近代建築が残っていたなんて、知らなかったよなァ~


マントルピースの重厚感も素晴らしいですよね。






ここからは二階部分。




一階とは対象的。フェミニンなマントルピース・・・

その内装は、外光をたっぷり受けて 一層華麗さを増したようで・・・
特にシャンデリアが見事!



以上、ミセスTのココロを動かした、和・洋の松山近代建築報告なのでした。。。
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