
これもひとえに、記事に訪問いただいた皆様のおかげ・・・
ただただ感謝申し上げます。

ということで今宵の記事は、その百万という数字に最も相応しい
加賀百万石の館・・・とでも言うべき由緒ある建物です!

夕暮れ時の兼六園を歩いていると・・・

なにやら巨大な日本建築とそれを取り囲む塀・・・


大層立派な入り口を持つこの建物こそ、
加賀前田家奥方御殿の「成巽閣(せいそんかく)」・・・
ちなみに、国の重要文化財に指定されています。

「成巽閣」は江戸時代末期の文久3年(1863)に前田家12代奥方、眞龍院のために造られた御殿なんですが、
御殿だからこそ天井も高く、2階建てなのにこの威容・・・

その内部は、まさに加賀百万石の館という表現に恥じぬ豪華さを兼ね備えた空間です。
ではその素晴らしい光景を、しばし御覧ください・・・









ここからが二階部分・・・







優美な階段室を降りて再び一階へ・・・



そしてなんと言っても圧巻だったのが・・・

このまるで日光東照宮のような彩色木彫りを施された欄間を持つ、謁見の間でした。

上段の間18畳、下段の間18畳からなる公式の御対面の場所・・・

その歴史故か、その高貴さ故か、醸し出されるずっしりとした重厚感に・・・もう圧倒されてしまいます。

ところで二階から一階に降りてきた時に気づいたんですが、ココ・・・
なんと撮影禁止だったんですョ!
でも引き続き何枚か撮っちゃったんですけどネ・・・

「成巽閣」さん、申し訳ありません!
まァ同じ百万つながり(?)ということでお許しを。。。
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