イメージ 1

このブログの記事でも何度か書きましたが、僕のE-TYPEが手元にやってきたのは1989年の平成元年の春でした。
以来30年、平成という時代とともに家族のように過ごしてきたわけですが、
その平成最後の日の今日は、E-TYPEの御先祖様を拝んで過ごすことにしました。

で、仏教徒に於ける仏像のように、やはり拝むべきものは必要です。

なのでE-TYPEにとってのルーツとなる御先祖、
ジャガーC-TYPE像(?)を・・・
その祭壇は、先日ご紹介した Papworth Swaine&Adeney のスーツケースです!

イメージ 2

イメージ 3

ところでこのジャガーC-TYPEは1/18スケールで超絶技巧の再現性を誇るCMCの新製品なんですが、1953年に2度目のルマン制覇を成し遂げたマシンの仕様となっています。獰猛な黒豹、ジャガーを連想させる美しいプロポーション・・・ずっしりと重い金属製、倒すことの可能な中央のウインドスクリーン、精細なワイヤーホイール、革製のシート・・・

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

そのDNAを受け継ぐE-TYPEも、御先祖様と一緒になってなんだか晴れやかな表情・・・?

イメージ 9

イメージ 10

そしてリアのカバーは2つのフックを回転させると外れてスペアタイヤが顔を出し、右側のドアをオープンすると予備のプラグが!

イメージ 11

イメージ 12

イメージ 13

イメージ 14

イメージ 15

イメージ 16

イメージ 17

さあ、いよいよまつりごとのクライマックス?革ベルトを外し、左右のフックを90度回してフロントカウルを開け、ルマンを制したストレート・シックスDOHCエンジンを・・・と、

あれ!?

開かない!!!

おっかしいなァ~

何度やってもダメだァ・・・

最後まで平成、いや平静を装ってはいても、思いっきり動揺してたりして・・・?

チカラまかせに開けるワケにはいかないしなァ~

イメージ 18

しょうがないから今日のところは裏側から拝観するだけとしますか・・・


恐らくはカウルの中のロック装置が何かに引っかかっているんだと思います。
幸い日本のショップで買い求めたので早速宅急便で送り返して直してもらうことにしました。
外国製の超精密モデルには、ありがちなコトなのかもしれませんねェ・・・

イメージ 19

イメージ 20

なにはともあれ、E-TYPEと過ごした平成の時代を
その最後の日にいいカタチで偲ぶことができたかナ・・・

C-TYPEのエンジンが御開帳となるのは、来るべき令和の時代。
楽しみがまたひとつ増えました。。。