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さて、上田市内をブラブラした後は、駅前からバスに乗ること約30分・・・
終点の青木バスセンターで降り、宿の方にクルマで迎えに来てもらいました。

その宿のある場所は、上田近郊の山懐に抱かれた小さな温泉地、田沢温泉です。

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都会の喧騒とはまるで無縁のように長閑に見えるこの温泉には、現在3軒の旅館と一つの共同浴場が残るのですが、鄙びた・・・というか時代から取り残された風情、寂れた感じもまた一興。

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この「たまりや旅館」も出桁造りのいい雰囲気を残していたのですが、既に廃業・・・
持ち主もこの土地から居なくなり、老人ホームに改造するとかしないとか。
この建物も、どうも早晩取り壊しの憂き目に会うようで・・・




で、今宵の宿はこの田沢温泉のランドマーク的な存在、
島崎藤村が逗留したことで有名な「ますや旅館」です。

木造三階建ての建物3層が中心の壮大な日本建築・・・
もちろん登録有形文化財に指定されています。

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きょうは、その「ますや旅館」の外観をご紹介させていただくことにしましょう。

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↑↓その建物裏側は特に昔の面影が残るのですが、よく見ると明治の頃さながらにガラス戸が嵌っていない部屋も・・・
サスガにそこは今では使われていないんでしょうが・・・

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様々な表情を見せてくれる大型旅館建築。
上空からドローンで撮影したら・・・さぞや素晴らしいスケール感が楽しめるんだろうなァ~

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ちなみに上の写真の階上の部屋が島崎藤村が泊まっていた部屋。
『藤村の間』と名付けられ、この宿で最も人気の部屋になっているようで・・・



宿として170年以上の歴史を持ち、最も古い部分は約130年前の建物が残るこの「ますや旅館」ですが、明治初期には既にこのような巨大な規模の旅館でした。
江戸時代に、こんな信州の山中に、空中回廊を持つ壮大な規模の宿屋が現れたら・・・
きっと当時の旅人も驚いたことだろうなァ~

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上の写真では既に現在(下)とほぼ同じ造りになっているので、多分百年以上前の姿を2019年の現在までほとんどそのまま維持しているってことかァ・・・

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さあ、能書きはこれくらいにして門の中に入ってみましょう。

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その中庭には小さな祠、そして建物の規模の割には小振りな玄関。
昭和レトロな感じも付加されて、まるでここがタイムマシンの入り口のように思えてきてしまいます。

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ではいよいよ中へ・・・
その様子は、明日以降にご紹介させていただきますネ。。。