先日の記事でご紹介したBAR「グリニッチ」が20時30分の開店だったので、
それまでの時間を潰すべく赤坂の繁華街を歩いていると、
茂みに覆われた素敵なエントランスを見つけました。
1960年代に造られた高級マンションの外壁を思わせるような、漆喰をコテでラフに塗りつけただけのざっくりとした質感・・・
その看板には、個性的なフォントで『生きてる珈琲 コヒア アラビカ』!
どうやら珈琲専門店のようです。
オトナの街、赤坂らしい雰囲気・・・
これは入らないワケにはいきませんよねェ~
ということで、
瀟洒な造りの階段を踏みしめて地下へ・・・
珍しいRのついた木製階段は、
後で聞いたところによるとイタリアのデザイナーの手によるものなんだとか・・・
さて、地下の店は思ったよりも広く、明るく、件の壁と木製の調度品と鉄製の飾りが都会的なエッセンスを醸し出しているとてもシンプルな空間・・・
確かに旧い喫茶店なんだけど、この店から感じるのは郷愁やノスタルジーではなく、
洗練されたエレガンスです。
この「コヒア アラビカ」は1968年のオープン。
なので51年の歳月を経てきているのですが、
半世紀かけて熟成されたことによる”品”のようなモノも漂っているような・・・
なので、お値段のほうも1500円~!
ドトールやベローチェに慣れた新橋のサラリーマンには
久々の4桁珈琲(?)なんですが、
そういえば昔銀座にあった高級喫茶は相対的にもっと高く感じたからなァ~
で、僕はなめらかなクリームで充たされたウインナー珈琲をオーダー。
残念ながら禁煙なので、純粋に珈琲を楽しむことに集中です。
確かに雑味がなくて美味い・・・
TBSを擁する赤坂、きっと芸能人やモデルなんかもここに頻繁に訪れたんだろうなァ~
赤坂「コヒア アラビカ」・・・
それはレトロ喫茶というよりはヴィンテージ喫茶。
とても洒落たセピア色に染まっていた店なのでした。。。
入り口階段の曲線カット・・みたことないです。
それにしても・・・
コーヒー・・アラ・タカ!(笑)
地下に降りるのは覚えているけど内装はこんなだったか、値段も高かったのか、味など全く記憶がない。
寝られなかった、という事だけが記憶に・・・。
夜、寝られましたか?
エレガントな空間はかなり琴線に触れたようですね。
出かける時は喫煙場所としてドトールを調べてから出かけます~
夢似 様
僕もこんな階段、見たのは初めてでした〜〜
実に優雅ですよね!
半世紀前にこんな店…
やはり流石は赤坂って感じです!
佃在住 様
昔行かれたんですね〜
流石です!
酒を飲んだこともあり眠れないことはなかったんですが、味が濃いという印象があります。
でも、そうなることは、当時の不夜城?赤坂らしいコーヒーでもあったんでしょうね〜
ofc 様
ヴィンテージ喫茶って、レトロ喫茶よりもなんだか妙に高級で高そうな気がしません?
そういえばこれくらいの長い歴史を持つ高級喫茶って、ほぼ絶滅したんじゃないかと思います。
かつて銀座にあった美人喫茶のプリンスも、結構いいお値段してましたね〜〜〜
祇園でもここまでしませんが、お水さんが徘徊するエリアの
珈琲は概ね美味しいです。。
赤カブリオレ 様
いやァ〜京都の祇園あたりの方がこういった店は多そうなイメージなんですけどね〜
そういえば京都には素敵なレトロ喫茶が沢山あるから行くといつもコーヒーばかり飲んでますョ。。。