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三連休最終日のきょうは、連日の雨模様から解放されてギリギリの曇天・・・
で、家でダラダラしているのも飽きてきたので急遽鎌倉に行くことにしました。

それでも時折小雨が落ちてくるお天気・・・
でも古都や古い町並み、歴史的な建物を訪れる場合、この天候は僕にとってはよりタイムスリップ感を得られる最高の環境だったりするんですよネ・・・

比較的人の少ない鎌倉駅西口へ出て、横須賀線に沿って北鎌倉方面に歩くこと10分・・・

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目的の重要文化財、英勝寺の正門が見えてきました。

徳川家康に嫁いだ太田道灌の末裔であるお勝の方が家康の死後出家して寛永13年(1613)に尼寺として開いたこの寺院は、江戸時代の姿をそのまま残し、鎌倉最古の寺院建築を持つことで知られているのですが、入場口となっているこの洋風な裏門に備えられた家紋は なんと葵の御紋に太田家の桔梗が合わさったとても珍しいデザイン!

ちなみに仏殿、山門、鐘楼は寛永20年(1643)の建立、敷地については太田道灌邸跡地と言われているそうです。

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さあ、では拝観料300円を払って、江戸時代初期にワープ・・・!?


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裏門から入ったので、まずは仏殿から。

濃い湿気に包まれた境内・・・
大きな木造建築ではあるのですが、過ぎ去って行った約400年の歳月の成せる業なのか、
それとも湿度の高さ故なのか、
苔むした木々に囲まれた建物は、なんだかその気配を潜めているような・・・

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こちらは端正な姿の山門・・・

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その山門の近くには洞穴、そして石の階段が。
背後には複雑にうねる奇岩が露わになった切通・・・

登りきってみると、そこには岩と苔の緑が織りなすとても神秘的で不思議な世界が出現したのでした。


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石段から見下ろす山門も実に美しい・・・
すぐ脇の遅めに咲いた紫陽花が一服の清涼を与えてくれています。

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こちらも江戸時代初期に建てられた鐘楼・・・
その背後を、横須賀線が通過していきます。

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仏殿に戻って窓を開け、お参り・・・
石畳の床が珍しいですよねェ~

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さて、寺の裏には離れと竹林がありました。

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ゆっくりと竹林の小径を歩くと、そこは青い世界・・・

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一周して戻ってくると急にあたりは開け、
苔むした石段がより鮮やかに
僕の視界に飛び込んできたのでした。。。