きのうは昼まで大荒れの天気でしたが、同僚と銀座・三原橋のインド料理の老舗「ナイルレストラン」に行ってきました。
戦前、京都大学留学中に日本からインド独立運動を推進したナイルさんが戦後の1949年に開店した日本に於けるインド料理店の草分け・・・去年でちょうど創業70周年なんです!!
そして僕にとっては40年近く前に初めて訪れた時から
ソウルフードといってもいいくらいに足繁く通ったカレー店でもあります。
昔はもっとボロくて1階部分しかなく、テーブルが傾いていたりもしたんですが、一度ボヤを出した時に店は小綺麗なエスニック調に改装され、2階にも客席が出来て今に至ります。
で、いつも食べるのはこのムルギランチ(1500円)。
初めて食べたときには確か980円だったよなァ~
でも珍しいことに去年の消費税UP時には値上がりしなかったんですよねェ・・・
楕円形の金属プレートに盛られたイエローライスに、スパイスで煮込まれたキャベツ、ポテト、時折トマト、そして鳥のモモ・・・
まるでインド料理に於ける『小宇宙』のような一皿は、恐ろしいほどの中毒性をもたらす旨さなんですよねェ~
で、お約束(?)の儀式、店員さんが目の前で鳥モモから骨を外してくれて出来上がり!
店側は「よく混ぜてたべて~」なんて言うんですが、
僕はなぜか昔から”混ぜない派”を貫いています。
ああ・・・食べたばかりなのに、自分で撮った写真見ただけでまた食べたくなる・・・
至福の時間は駆け足で過ぎ去っていくモノ・・・
あっという間に平らげて大満足です。
ところでこの「ナイルレストラン」、実は今月の14日から3月2日までは閉店しちゃいます。
これは2年に一度のインド人店員たちを母国に里帰りさせるための休業なんですが、
初代ナイルさんの時から続く制度なんです。
だから日本が高度経済成長していたモーレツな時代にも行われていたという・・・
ワークライフバランスや働き方改革がヒステリックに叫ばれる今の日本なんですが、
この「ナイルレストラン」、よくよく考えるとずいぶんと進歩的なインドレストランだったんですねェ~
凄い中毒性ですね。
まさしくソウルフード。
里帰り休業、先進的なんですね。
昔、カレーを残したイケイケ女子に、「もったいないから食べなさい」と言っていたあのオヤジさんが懐かしい。
今じゃ、清元なんかを唸っているけど、いつまでも残っていてもらいたい店ですね。
ちなみに、私は、今は亡き本町の蔦の生い茂った羊のカレー屋に中毒しましたけど。
こちらのカレーは、宮尾すすむさん似の ナイルさんですね。
そういえば、何年か前に、某ホテルでのナイルさんのパーティ行きました。
銀座にお越しの際は一度ぜひ!
ただし運悪くハマってしまっても責任持てませんョ~
ウチの会社の中毒者は3日連続なんてザラですから。。。
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします~
本町の蔦のからまるカレー屋ってどこでしょう・・・
日本橋にあったやたら塩っけがあるカレー屋ですかねェ~
銀座界隈はインド料理店が増殖していますが、
ナイルは替えの効かない存在なんですよねェ。。。
ナイルさんは数年前に怪我されて体調崩されていたんですが、今はお元気そうでなによりでした。
ここのムルギランチ・・・長い休み明けには食べたくなっちゃいます。
なにしろ今週は2回も行っちゃいましたからねェ。。。
同僚とは、「カレーいく?」で通じてしまい、行って、ポカポカして帰ってきた記憶ばかりです。
食べログって便利なもんで、閉店のものまで出てきました。店名「インド風カリーライス」です。
本町ではなかったですね。ご存じの塩っけのあるカレー屋ですかね?
遠い昔にすれ違っていたかもしれません。
違っていたらゴメンナサイなんですが、
僕が覚えているのは日本橋の三越の近くを中央通りから入ったところにあったカレー屋です。
確か蔦が絡まっていて2階に上ったような・・・
あ、食べログ見てたら出てきました!
この店です・・・いい造りしていますねェ~
あの時スマホがあれば記録できたんですが。。。
レストランナイルは先代からのお付き合いです、これ前にも書きましたね。
もっとも、もう5年位訪問していません。何しろ年です。
テーブルがガタつくので足に何か挟んでいた時代。今は奇麗になりましたね。
このカレー作るのにha,ナイルのカレー粉を使わないとこの味がでませんね。
買って作ってみようかな、なんて思いながら読ませて頂きました。
mer 様
それは大変でした。
その後お身体はいかがですか。
お大事になさってください。
僕も随分と昔ですが
ナイルのムルギランチを自分で再現しようと思い
鶏の骨付きモモ肉を買い込んでトライしてみましたが、似て非なるモノしか出来ませんでしたョ。。。