さて、先週いっぱいで組織から離れることにしたわけですが、
ありがたいことに飲み会ばかりでした。
その一環で木曜日に訪れたのは横浜・・・
後輩のオヤジふたりがどうしても横浜で飲みたいというので、
新橋から京急日の出町・・・ハマの昭和な歓楽街へ。
大岡川の水鏡もラブホのネオンを映していかにもこの地の光景らしく、なかなかステキです。
橋を渡って左に曲がり、福富町方面に進んで・・・
やってきたのは僕のお気に入り、「初芳鮨」。
相変わらず、ネオン街の”竜宮城”とでも呼ぶべき城郭風の佇まい・・・
この外観を見ただけで、もうゾクゾクしちゃいます！
さっそく店内に入って凝った造りのカウンターを通り過ぎて奥へ。
巨木を使用した和のエロス漂うオーバーデコレーション・・・横浜らしくて好きなんですよねェ～
で、案内されたのはコチラの部屋。
オヤジ３人組にはまァ～ちょうどいい大きさなんですが、
真ん中には巨大な切り株卓が鎮座しているため足をブツけないようにしなくてはなりません。
壁にはネオン街の竜宮城らしく？大きな海亀も居たりして！？
さあ、これからいよいよタイやヒラメの舞い踊り？
それにしても、これだけ色っぽい造りの店なのに、
乙姫様抜きのオヤジだけっていうのはなんだかなァ・・・
まずは多量のお通し！
続けざまに切り株に載った刺し身・・・
ところで・・・いつもは必ずビールの画像が最初に出てくるのになぜこの記事には出てこないかって？
そうなんですョ・・・
実はバチが当たったのかこの日の午前中に令和２年２度めのアルコール禁止令を出されちゃいまして。
もう最後の最後にコレだもんなァ～
と、自分の不甲斐なさを嘆くばかりです。
こういうトコ来てアイスウーロン茶の写真なんて撮る気になりませんしネ！
もちろん僕以外のふたりはハイピッチでビール、焼酎・・・
で、いよいよ同じく切り株に盛られた握り寿司～
これが旨いんですよねェ～
満腹になった３人・・・
というか酔っ払った２名とシラフが独り・・・は、
「初芳鮨」をあとに次の店へ。
横浜にはあまり来ることのない２人のために、
昭和な歓楽街、横浜のデンジャラスゾーンを見せながら歩くこと１５分・・・
僕にとっても久々の、黄金町のBAR「アポロ」へ。
前回の東京オリンピックが開催された年にオープンしたこのハマで２番めに古いBAR・・・
今年遂に２度めの五輪を迎えるんですねェ～
レトロな硝子製扉を開けて二階につづく急な階段をのぼり・・・
そこには、半世紀前のカッコよくてキケンな街だった横浜がそのままに残る空間が・・・！
カウンターに陣取り、
OLD YOKOHAMAの生き証人、白髪のマスターのハナシを聞きながら・・・
残念ながら僕はジンジャーエールなんですけどネ。
ホント、間抜けだよなァ～
ところでこの「アポロ」に残されているジュークボックスは、
もう横浜ではほとんど見かけなくなったアナログ盤レコードのマシンなんですョ！
福富町の「クライスラー」のはCDだし、みずほ埠頭の「スターダスト」のも最近CDになっちゃったんで、もう横浜では唯一の存在なのかもしれませんネ。
連れてきた酔っぱらいオヤジ２名は珍しそうに３曲100円のジュークボックスで懐かしい曲をかけまくり・・・
柳ジョージが夜な夜な酔いつぶれていたカウンターで
僕は結局ジンジャーエールを３本も飲んじゃいましたョ！！
あ～あ・・・
「初芳鮨」⇒BAR「アポロ」、ハマの鉄板ルートを辿ったオヤジ３名・・・
そんなこんなで、ハマの夜は更けていったのでした。。。
送別会の多さに人徳を感じます。
呑めない飲み会ほどつらいものはないのではないでしょうか～
昔の黄金町は怖くて通り抜けるのもいやでした。でもずいぶんと様変わり。
このバーはギンガムチェックのクロスで、大昔のイタリアンスナックみたいですね。
アナログのジュークボックスはかなり年代物。1960年代の麻布ハンバーガーインにあったような！
3曲100円は50年前の値段です。
でも飲めないとつまらなそうですね。
ofc 様
ホント、大丈夫かなぁ〜〜とも思うんですが、
まぁタイミングってモノもありますので思い切っちゃいました！
有難いことに飲み会もまだいくつかあるんですが、
コロナがこれ以上流行らないことを願うばかりです。。。
mer 様
まだまだこの界隈はキケンみたいで、ボられることもあるみたいです。
東京も古いバーが減っていますが
横浜も随分少なくなって来ちゃいましたョ。。。
いや、あまり考えずに自分の気持に忠実に・・・
って感じです。
ヒマなときにサボっても必ずしも楽しくないように、
これからは「自由」から自由でいられることが必要なのかな～
なんて思っておりますョ。。。