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きょうはヒョンなコトから横浜・弘明寺に行くことになりました。

京急沿いの庶民的な門前町である弘明寺、その賑わいを見せる今も健在なアーケード商店街には、不二家のペコちゃん人形が居たり、昔ながらの佇まいを見せる店舗があったりと、なかなか昭和レトロな雰囲気です!

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そして、そんな商店街の中程に店を構えるのがこの中華料理「廣州亭」。
大きな看板の書体にまずはシビれ、古色蒼然とした店構えに思わずココロ動いてしまいますねェ~
もちろん昼飯はまだだったので、当然のように突入です!

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まるで昭和30年代?にでも逆戻りしたような外観、
しかし店の内部はそれ以上に時が止まったような・・・


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ある種の侘しさ、一種の凄みすら感じさせる年季の入った店内・・・
それもそのはず、
ご主人の話によると、
この「廣州亭」は先代が戦前に店を開き、
太平洋戦争の空襲で焼失した後
終戦後に建て直したままの姿なんだそうです。
だから、横浜の戦後復興の歴史の生き証人とも言えるんですねェ~
この店は・・・


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そんな昭和30年代どころか、ある意味七十年以上前の空気が流れていそうな空間で、
まずはキリンラガーを・・・


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庭に咲いていた桜の枝を、ご主人が中央の赤い円卓に飾ってあるのを眺めながらの花見酒・・・?

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さあ、いよいよ頼んでいた餃子とワンタン麺が来ました!
いかにも昔ながらの素朴な味わい。
春分の日の昼下がり、静かな時間が流れていくのがわかります・・・

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横浜・弘明寺、中華料理「廣州亭」・・・
そこは、大袈裟かもしれませんが終戦直後のままの日本を体験できる、
まるで白日夢を見ているような気にさせてくれる店なのでした。。。