ピニンファリーナは只々美しいし、
ザガートは力感的な美が魅力的、
ベルトーネのシャープな造形美、
ガンディー二の挑戦的な美しさ・・・
素晴らしいカーデザイナーは百家争鳴、
クルマ好きにとっては各々自分の思う最高のデザイナーがいるとは思いますが、
僕にとっての史上ナンバーワンのデザイナーは
マルコム・セイヤー(Malcolm Sayer)です。
第二次世界大戦までブリストルエアロプレーン社でエンジニアを務めた後に
戦後はジャガー・カーズへ。
彼が空力特性を考慮して生み出した
ジャガーC-TYPE
ジャガーD-TYPE
ジャガーE-TYPE
ジャガーXJ13
の4つの作品は、単に美しく空力特性に優れていただけではなく、
その全てに共通してブランド名である獰猛かつ美しい " Jaguar " のDNAが確かに存在している。
残したクルマは僅か4台ですが、
スタイル・性能・ブランドアイデンティティの全てを高次元で結晶させたカーデザイナーは、
彼以外には存在しないのではないでしょうか?
ところできょうは、
そんなマルコム・セイヤーが没してからちょうど半世紀(1970年4月22日没)。
ガレージに眠る彼の1/1や1/43の " 子供たち "とともに、
その偉業に思いを馳せることにしましょうかねェ。。。
空力を考えた美しいデザイン。
没後50年、残された作品は時代を超えて愛されてますね。
彼のデザインの特に優れているところは、やはりボディデザインがアメリカ黒豹、ジャガーの姿を連想させる部分だと思います。
一種のDNAが受け継がれているんだなあって思いますョ。。。
芸術的美しいボディのジャガーは、トヨタ200GTや フェアレディZも影響を受けた感じがしますね。
かなりお若いご逝去・・もっともっと素敵なデザイン見てみたかったです。
夢似 様
E−TYPEの後継車、XJSの開発には関わったようですが、早逝されたようです。
残した4台は、全て自動車史に残る存在だと思いますョ〜〜