とても悩んでしまうのですが、
とりあえずどうしてもスポーツプロトタイプになってしまいます。
上から、
●「ジャガーEタイプ ライトウエイト 4868wk」
1964年のルマンを走ったいわゆるロウドラッグクーペ
シルバーの塗装に無数のリベット、グラマラスなボディ、凄みと美しさを両立させてます。
通称 ”リンドナークーペ”と呼ばれますが、不幸にもリンドナーさんはこのクルマで事故を
起こし、亡くなっています。
●「アストンマーチンDBR-1」
1957年のルマンでデビュー。1959年にはアストンに世界スポーツカー選手権の栄誉をもたら しました。ただ、このクルマが不幸なのは、一番有名な姿が一番醜いということ。すなわち1959 のルマン優勝車は空力性能の向上を図るあまりオリジナルの美しいボディをメチャクチャにしてしま っています。
●「アストンマーチン プロジェクト214/5」
フェラーリ250GTOを迎え撃つべく、サー・デビッド・ブラウンが送り出したアストン古き良き 時代の最終兵器。ルマンのミュルサンヌストレートでは300kをオーバーしましたが、結果として はフェラーリ勢に完敗。でもモンツア1000kではホームのフェラーリGTOに勝ちました。
個人的には60年代のフロントエンジンGTカーの中では最も美しいと思います。
●「リスタージャガー 1957 」
隻腕の名ドライバー、アーチー・スコットブラウンのドライブで50年代末の英国レースシーンを席 捲しました。体が不自由なため彼は英国以外の欧州のレースに出場することが許されませんでした が、写真はやっと出場が許可された1958スパ・フランコルシャンでのレースのものです。
悲しいことにトップを切って走る彼のマシンーVPP9-は、2番手の同じくMVE303のリスタ ージャガー(マステン・グレゴリーのドライブ)と激しいバトルを繰り広げた末に、コースアウトし て炎上。アーチーは数日後、帰らぬ人となりました。不屈の精神とそれを具現化する無骨なマシ ン・・・僕の中で最も心を揺さぶられるクルマ&レーサーです。
●「アルファロメオ ティーポ33 ストラダーレ」
英国車が好きな私ですが、これだけは文句なし!デザインの美しさに崇高さまで感じます。
宇宙的でアバンギャルドで・・・クルマがアート足ることを証明するような存在ですね。
と、いろいろ書いてしまいました。5台とも模型は持っているのですが、
自分が死ぬまでに1度でいいから、1台でいいから、ドライブしてみたいもんです。
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