宿については、今年でちょうど築100年の京都らしい旅館です。
「十四春旅館」。
”TOSHIHARU”と読みます。
薬の商売で富を築いた方が、桂離宮をまねて建てたとか・・・
旅館を始めてからも60年くらいたってるそうです。
泊まった部屋の庭に面した窓ガラスは、昔ながらの不均一で
しかも非常に大きなガラスです。
今となっては製作不可能な100年モノのガラスですが、なんとスペアも3枚あるそうです。
国の登録有形文化財に指定されているとのことですが、
建物の維持は大変だと宿の方もおっしゃってました。
きっと、古いクルマの比ではないんでしょうね・・・
でも風呂は清潔な檜風呂でしたし、
昔の日本家屋特有の木戸扉の狭いトイレも
ちゃんとウオシュレットでした。
築100年の座敷で、庭を眺めながら飲んだ瓶ビール、最高でした。
京都らしい朝食が付く、いわゆる片泊まりで12000円。
文化財に泊まれる贅沢を思えば、高くはないと思いました。
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