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シルバーウィークも最終日、
初日が仕事だった以外は、基本的に家でゴロゴロしていたので、
突然思い立って今日は奥多摩にでかけることにしました。
青梅線の御嶽駅までむかいます。
(渋滞がキラいなので当然JRでです。)

青梅駅を過ぎると、山並みが迫ってきて
渓谷が狭くなってきたことを実感します。
宿坊を模したような御嶽駅から歩いてすぐ、
山里料理旅館「河鹿園」は多摩川に面した斜面にしがみ付くようにして
自然と一体化した姿を現します。

90年の歴史を持つそうですが、
初期は蕎麦屋として、後に料亭として、その後に旅館を営むようになったそうです。
よく磨きこまれた風通しのよい廊下をしばらく下り、
川沿いの『藤の間』に案内してもらいます。

建具や落下防止の柵まで古い木造の、こじんまりとした和室からは、
多摩川のせせらぎを挟んで対岸に「玉堂美術館」を望むことが出来ます。
この川に面した建物は、元々料亭として使われていたそうなので、
(それだけが理由じゃないんですが)早速ビールを頼みます。
陽が射し込む開放的な古い日本家屋で、川音を聞きながら飲むビールは格別です。
”山里会席”を注文してあったのですが、
川魚の他に むかご、うど、あけび、茸など、山の幸を存分に味わうことができました。

帰りがけ、ご主人に山側に建つ旅館として建てられた建物を案内していただきました。
こちらはより凝った造りで、障子に富士山を建具で表現したり
楕円形の障子窓があったり・・・・

「河鹿園」はどこか懐かしく、気持ちの良い”昔の日本”を夢みさせる
ワンダーランドでした。