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伊勢佐木町は思ったよりも人が多く、賑わっていました。
有隣堂本店で少し立ち読み・・・・
(昔この近くにあった「博雅」のシューマイ、デカくて旨かったなァ)

あまり面白い本がなかったので、早々に外へ。
昭和13年にアントニン・レーモンドの設計で建てられた、
モダンな不二家ビルも健在でウレしくなります。

暑くてまたビールが飲みたくなったので、しばらく歩いて右に曲がったところの「John John」へ。
ミュージッククリップでも眺めながら一杯飲もうと思ったのですが、
あいにくお休み・・・・
仕方がないので、そのまま福富町を突っ切って野毛方面を目指します。
婦女子の方々はこれ以降立ち入らないでください・・・・って雰囲気の道を進み、
大岡川にかかる都橋を渡ります。
都橋商店街・・・・いつ見ても”ユニーク”な姿してます。

適当にブラブラしてると、
旧「かもめ座」跡地が・・・・
きれいなカタチをした名画座だったのですが、
隣にあった”男性専門(男性vs男性)”の映画館とともに駐車場になってしまってます。
この辺にあった映画館は全滅かな・・・・と思ったら、
「光音座」はまだ健在。
『泥酔した方、衣服から異臭のする方の入場お断り』
の注意書きが凄味を感じさせます。
上映作品は・・・・・書けません
でも意外と入っていくお客さん、多かったです。

時間もたったので、JR桜木町方面へ・・・・
JAZZ喫茶「ちぐさ」があった頃は迷う事なく行ったのに、
マンションになっちゃったからなァ・・・・・
「ダウンビート」は4時半にしか開かないし・・・・
なんてボンヤリ歩いていると、喫茶「エラン」の文字が。
クルマとは関係ないだろうけど、少し歩き疲れたので
カウンターだけの狭い店に入ります。

コーヒーを入れてくれているオバアチャンと話したところ、
40年前にこの店を始める時、
以前からのお客さんに、

「イギリスにロータス・エランっていう小さいけど精密で本格的なスポーツカーがある。
この店が小さくても本格的なコーヒーを入れようと思うなら、名前を使わせてもらいなさい。」

とアドバイスされたのが店名の由来とか・・・・
ちょっと感動です。
「昔は若い人は外国のスポーツカーが好きだったからね・・・
私ァなんにも分からないんですけどね・・・・」

廃れた野毛の街を嘆いていたオバアチャンに、
「今度くるときはそのロータス・エラン(見たことないそうです)のミニカー、
持ってきてあげるヨ」
と約束して店を後にしました。

街ごと昭和にタイムスリップしたかのような野毛も、
マンションや新しいビルが建ったりして
少しづつ変わってきているような気がします。

今度はゼヒ『ィ夜の散歩』に来なくちゃなァ~・・・・・