



小学生時代に
東急東横線沿線で育った僕にとって、
年に1度、親に中華街へ連れて行ってもらうときに
銀色の急行が横浜を発車してすぐ、国鉄の駅上を通過するときに見ることの出来る
オレンジとグリーンに塗り分けられた湘南電車の姿は
ずっと憧れの存在でした。
電車の絵を描く時も新幹線ではなく湘南電車・・・・
中学生で大船まで電車通学になってからはもう大変です。
なんせ毎日湘南電車に乗れるのですから・・・
僕の中では、
内装がほとんど木製(イスはおろか日よけまで)でボディにやたら凸凹がある80系と、
スマートで、急行「東海」に使用され、滅多に乗ることの出来ない153系、
この二つが湘南電車の2大スターでした。
昭和46年5月2日の大船駅・・・・
遠足に行くためカメラを持っていた僕は、
この2大スターを同時に撮ることが出来ました。
駅弁の売り子がまだいた頃の大船駅の雰囲気も、今と似てはいますが流石に時代を感じます。
なにしろ根岸線がまだつながっていないためホームが1本少ないのですから・・・・
あれから40年弱・・・今でも毎日、品川から新橋まで東海道線に乗るのですが、
残念ながら”湘南電車”に乗っている意識はありません。
ロングシートでステンレスのボディーにちょっとラインを入れた無機質な車両から、
”湘南”をイメージするのは酷というものかもしれませんネ・・・・
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