ボストンのローガン国際空港はサンクス・ギヴィング・デイの影響か大混雑・・・
乗り継ぎのシカゴでは、
僕のアヤしい風貌のせいか、それとも革製のアタッシェケースがアヤしまれたのか、
荷物を全部調べられたり・・・・
ドタバタしながら搭乗時間だけでも2(ボストンーシカゴ)+12(シカゴー成田)、
合計14時間、今日だけは1日が36時間くらいあるような気がします。
ボストンは東海岸の古い街ですが、
特に赤い煉瓦の町並が美しく
5泊した割には1日弱しか自由にならなかったので(ケッコウ働きました・・・)、
この、アメリカ映画なんかで何度も観た覚えがある
鉄製の階段が外側にめぐらされ、煉瓦を積んで造られた旧い建物たちを、
煉瓦をしきつめたデコボコの道を歩きながら
眺めて廻ることにしました。
『ビーコンヒル』という名前の
ボストン旧市街にある小高い丘は、
息をのむくらい
赤煉瓦の建物が密集したエリアです。
狭い路地を見つけて入って行くと、
人々の生活感を感じさせる煉瓦造りの空間が
幾重にも重なって
ボストンという街が
アメリカの”普通の人々”の暮らしてきた長い歴史を
21世紀の今もなお
体現しているような気にさせてくれます。
例え修復の必要が出てきても、
百年以上も前のやり方で同じように直してゆく・・・・
旧い街並みを愛し、維持する姿勢は
日本人が真似しようとしてもできない
アメリカ人の自分自身への誇りを感じさせてくれるのです・・・・
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