「ちいさんぽ」で大口商店街をやっていました。
昔ながらの庶民的な商店街として有名な場所ですが、
電車で10分くらいなので年の瀬の雰囲気を味わいに行ってきました。
実は小学生の時に大口には度々来ていました。
というのも、当時鉄道模型が好きで、やっと手に入れた宮沢模型のC58(HOゲージ)の
ディティールアップをするべく大口にあった「きがらや模型」に通い、ロストワックスパーツを
買い集めていたのです。
あれから40年・・・・・
まさかもう残っていないだろうナ・・・・・
と思ったのですが、予想に反して「きがらや模型」は健在でした。
店がものすごく小さく感じたのは、
僕が大きくなったからでしょうか・・・・
(でもホントに狭い!)
なんか、1960年代末期にタイムスリップしたみたいです。
不思議なのは、店内のプラモデルは古いものばかり並んでいること。
クルマだとE-TYPE(!)をはじめケンメリスカイラインやサバンナ、Z、
タミヤのロータス49を始めとする1/12のF1・・・・
それも当時より明らかに高いプレミア価格です。
(まさかヤフオクとかで仕入れてるんじゃ・・・?)
奥の棚の鉄道模型も古そうです。
でも健在でちょっとウレシい気分。
大口商店街には、この他にも麺屋さん、紙屋さんなど今の時代には見ることが出来なくなった
”専門店”が沢山ありました。クラシックカメラを扱ってるカメラ屋さんも2軒、
八百屋、魚屋、果物屋、金物屋に至ってはあちこちにあって”昭和な香り”を振り撒いてます。
小腹がすいたので、竹澤商店で焼き鳥を4本買って立ち食いです・・・・
横浜線や東海道線、京急を越えて1国の向こう側へ行くと
子安の漁師町です。
運河に面して漁船と舟屋が立ち並ぶ光景は、
首都高が無ければここが横浜だと云うことを忘れてしまいそうでした・・・・
帰りは大口商店街から少し路地に入ったところにある喫茶「ロデオ」でコーヒーを。
煙草が吸えて、スポーツ紙やマンガ雑誌が読める喫茶店・・・・久しぶりです。
年末の午後、商店街にとって”ゴールデンタイム”の時間帯だと思うのですが、
人通りはあるものの、シャッターが下りている店も結構ありました。
そういえば横浜線のガード近くにあった立派な銭湯もマンションに変わっていたし・・・・
自分が住んでいる沿線にあるレトロで”昭和な”商店街、
これからも元気でいてほしいモノです・・・・
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