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僕の家の玄関脇には梅の古木があるのですが、
その根元に植えてあるチューリップが咲きだしました。
土曜日、みぞれ混じりの雨の中では元気なさげでしたが、
今朝はご覧の通り・・・・

さて、”木の花”つながりで
今日は歌舞伎座裏にある「樹の花」へ・・・・
マガジンハウスの斜め向かいにあるので
マスコミ業界の方には有名な喫茶店です・・・・
ナニが有名かって?

1979年8月4日
家族で銀座を訪れたジョン・レノン、オノ・ヨーコ夫妻は
映画鑑賞の後この店に立ち寄り
自分の似顔絵と各々のサインを残して行ったのです・・・・

『日の神は女神だった
         夢をもとう
            小野洋子』

オノ・ヨーコが記したメッセージは
”キャリアウーマン”なんてコトバが出来るはるか前、
まだまだ自由に生きることが難しかった
当時の日本の女性に対してのメッセージだったんでしょうか・・・・

夫妻が座ったテーブルにはジョンの小さな似顔絵が掲げられています。
ちなみに向って左側に彼は腰かけたとか・・・・
視線の先、平凡出版(現マガジンハウス)に出入りする人々でも眺めてたんでしょうか・・・

BAR「ボルドー」には山本五十六が作戦を練った椅子が、
「ルパン」には太宰治が酒に溺れたカウンター席が、
そして
「樹の花」には
ジョンとヨーコの安らぎの一瞬を今に伝える
小さな窓際のテーブル席・・・・

銀座という街の奥深さを
あらためて感じてしまう昼下がりです。。。。