












でも僕が旅する南房総は、
クレイジーケンバンドが唄う
♪~南房総~恋の暴走~大盛況~♪・・・
の”世界”とは真逆の
少し たそがれた”昭和”な世界・・・・
金曜の朝JR横須賀線で千葉まで行き、内房線に乗り換えて佐貫町駅のホームに降りる頃には、
強烈な太陽光線のせいでしょうか、周りの景色のコントラストが妙にクッキリと見えてしまうほど・・・
「二見食堂」は佐貫町駅を出てすぐ正面にある
昔懐かしい典型的な『駅前食堂』です。
チェーン店じゃなくて、ビールやコーラは必ず瓶で業務用冷蔵庫に冷やしてあって、
麺類と丼物とカレーとカキ氷とサイダーが必ずメニューにあって、夏は扇風機が廻っていて、
カフェオレなんてシャレたモノはなくコーヒーは”珈琲”で、
老夫婦や家族が細々とやっていて、ビルの中とかじゃなく路に面していて、
昭和な香りが濃くて、
少し侘びしくて・・・・
・・・・僕のイメージする『駅前食堂』ってこんなカンジかな・・・
床がコンクリートのまんまの「二見食堂」でさっそくビール・・・
そして名物「はかりめ丼」をいただきます。
この辺ではアナゴのことを”はかりめ”と呼ぶそうで
あっさりとした鰻丼みたいな感じです。
しかしこういった空間で、NHKを観ながら食事をしたりビールを飲んだりしていると、
40年くらい昔にワープしてしまったような
ものスゴいタイムスリップ感に襲われます。
旅のドキドキって”距離”じゃないんだなァ~・・・・・
再び内房線に乗り、南へ・・・・
海沿いの小さな街を縫うように通って、列車は安房鴨川に到着。
ここからは外房線となるワケですが、
不思議なことに海もハデになるし(太平洋ですもんネ)、
乗客も・・・・(御宿から乗ってきた”大量の”若い女性・・・スゴい格好してました!)
若干香水クサい外房線を大原駅で降り、
いすみ鉄道への乗り換え時間がまだ少しあるので
ちょっと寂びれた街並みを散歩です。
そして「せいみや」という駅前食堂でアイスコーヒーを・・・・
白い内装ですが、食事を厨房から出す小さな窓とか
昔っぽいディティールもチラホラと・・・
もう少し時間があればラーメン位食べたかったのになァ~
『駅前食堂』って、気が付かないうちに
いつのまにか無くなってきています。
チェーン店やコンビニがある街ではもうやっていけないんでしょうネ・・・・
だから寂びれた街でやっと息長らえている・・・
”昭和の鉄道文化の遺構”がこのまま消え去って行ってしまうのは
なんとも淋しい限り・・・・
『駅前食堂』・・・・みなさんも、もし旅先で見かけたら
入ってみることをお勧めしますョ。
テーマパークでしか体験出来なくなる前に・・・・
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