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めっきり寒くなってきました・・・・
冬の厳しさを乗り越えるのは
独りよりも誰かと近い距離で居る方がいいし、
住居だって寄り集まって、集落となって、助け合いながら自然と向き合う・・・
・・・って云うのが
日本のスタンダードな風景だと思います。

しかし
タマには例外が・・・・

富山県の砺波地方に残る散居村は
一軒一軒の民家が、防風のための築地松をまといながら田圃の中に散在している
珍しい風景を今に残しています。

庄川が造った肥沃な平野は水の心配がいらず、
また、度重なる洪水で”集落”のスクラップ&ビルドが繰り返されたあげくに
自由に水を引けることから自宅の周りを耕作地にする・・・という効率的な形態に”進化”した・・・
という説もありますし、
この地方特有のフェーン現象によって起こる火災対策、
つまり延焼を防ぐのに都合がよかったから・・・と云う説も・・・・

いずれにせよ、あらためて眺めると、”日本離れ”した風景ですねェ・・・・

※昭和50年 富山県 砺波市 荒高屋にて・・・