
時代の波に押し流されることなく
出来た当時の雰囲気を今に伝える建物・・・・
有楽町駅前にある有楽町ビルは
銀座近辺にあってはそんな貴重な建築物かもしれません。
1966年竣工、光沢ある褐色のタイルが壁を覆い、
クロームメッキの美しい金属製の階段手摺がうねるそのエントランスは
まさに1960年代!
大阪万博の頃に思い描いた”未来の姿”を今に伝えているかのようです。





その有楽町ビルに入ってすぐの場所にあるのが「ストーン」・・・・
建物と同じく、”レトロフューチャー”な感覚にさせてくれる不思議な喫茶店です・・・








オープンは1974年、
創業した石屋さんが、アメリカ人建築家の意見を取り入れてデザインしたそうで、
イームズを思わせる黒のテーブル&チェア・・・・
その周りを曲線で取り囲むようなブラウンを基調とした石の壁・・・・
そして黒い帯が流れるように表現された石貼りの床・・・・
フランクロイド・ライトのオーガニック建築をもイメージさせるインテリアを眺めながら
バドワイザーで喉を潤します・・・・
これほどまでに・・・オリジナルの統一されたデザインを今に残す喫茶店、他にあるんでしょうか・・・??
喫茶「ストーン」・・・・
それは今でもあまりに未来的・・・・そして あまりにもスタイリッシュです。。。。
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