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名古屋から関西本線に乗って一時間ちょっと・・・・
終点の亀山に着くと、次の乗り継ぎまで40分ほど時間があったので
珈琲と煙草が欲しくなって改札の外に出てみました。
亀山は三重県の中でも交通の要衝だったりするのですが、昔から駅前は寂しいもんでした。
それは今でも相変わらずのようで、
時代に取り残されたような商業ビルがただあるのみ・・・・

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で、その2階にある 「パーラー 尚」 に入ってみることにしました。

最近でこそ
ドトールやヴェローチェや、はたまたスタバやタリーズなどのチェーン店に押されて絶滅気味の
昔ながらの”昭和な”喫茶店の価値が見直されたり、その中でもインテリアやデザインが特別な輝きを放つような
店だと”レトロ喫茶”・・・・な~んてもてはやされたりするんですが、
この「パーラー 尚」は、間違ってもそんな類いの店ではありません・・・・

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あまりに雑然とした店内・・・・
老婆が一人でやっているこの店には、
午前中から行き場のなくなった男たちが珈琲をすする姿(僕も含めて)が・・・・
不完全燃焼な旧さ、中途半端な”昭和”・・・・

僕が学生時代の頃でもどちらかと云うとダサい方に属したような店だし、
間違っても女の子と一緒に入るような喫茶店ではないのですが・・・・
でも・・・この居心地の良さはなんなんだろう・・・・?

’70年代の名残のゲーム機を兼ねたテーブルがあったり、
漫画やスポーツ紙、そしてちょっとHな雑誌・・・・

男は・・・・本能的に”洗練”とは真逆な世界に心地よさを感じる生き物なのかもしれません・・・・

こんな店・・・・ホント、東京には少なくなりました・・・・
昔となんら変わることもなく、ぱっと見なんの秀でた部分も感じられないからこそ
よくよく考えてみると、あの頃の、あんまりカッコ良く生きることも出来なかった昭和という時代の空気をそのまま残しているように思えてくるのかもしれませんネ・・・

この「パーラー 尚」も(失礼ながら)おそらく10年後には見ることは出来ないような気がします。
遠い世界遺産よりも
近くにある身近な”昭和遺産”・・・・

でもそれらは
確実に消滅に向かっているのかナ。。。。。