

今日の午前中は珍しく外での仕事でした。
最近は忙しくてランチもサンドウィッチだったり社員食堂だったりという状態だったので、
その反動でしょうか・・・・久しぶりに贅沢をしたくなって訪れたのは、京橋「天七」・・・・

地下鉄銀座線の京橋駅から歩いてすぐの、ビルが立ち並ぶ、車がやっと一台通ることが出来る位の路地の角、
まるでエアポケットのように江戸前天婦羅の老舗「天七」はそこだけがまるで昭和の時代から寸分も変わっていない・・・・とでも言いたげな姿で佇んでいました・・・
百年以上の歴史を持つこの店の建物は、女将さん曰く30年くらいかな・・・とのことでしたが、
いや・・・すくなくとも戦災直後から位の歴史を感じさせる、遊び心に満ちた素晴らしい日本建築・・・・
なによりも、暖簾をくぐって店内に入った瞬間に感じる、割烹とも寿司屋とも蕎麦屋とも違う、
天婦羅油の薫りがほんのりただよう、温かい光に包まれた木造ならではの優しい空間・・・・
そういえば、昔よく通った築地の今は無き天婦羅「いしい」にもこんな空気が流れていましたねェ~




職人が腕によりをかけた店の造作を観察しているうちに
朱塗りの器に入った天重が出てきました。



老主人が目の前で揚げてくれた、衣が厚めの、味の濃いたれがたっぷりとかかった昔ながらの天重・・・・
天婦羅は、衣の薄さ、揚げ方、たれ・・・人それぞれに好みは色々とあるのでしょうが、
空腹の僕には・・・・たまらない旨さでした・・・



京橋「天七」・・・・長年風雪に耐えてきた旧き良き日本建築のカウンターに座り、心のこもった昔と変わることのない料理を食べていると、店に掲げられたカレンダーの4桁の数字の最初が”2”であること以外は、震災も、リーマンショックも、バブルもまだなかった頃の懐かしい日本に戻ったような気がしてしまいます。
天重2500円・・・・・決して安い昼飯ではありませんが、
”時間旅行”が好きな方には・・・・絶対オススメ・・・
一気に食べ終わって、少し高揚した気分で外に出ると
2011年 9月・・・・の終わりを感じさせる涼しい風が 一瞬頬を撫でて行きました。。。。。
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