
先週「みますや」を訪れたときに見かけた気になる佇まいの店・・・・
きょうはその神田司町にある「八ツ手屋」に行ってみました。

昼しか営業をしていないこの店、メニューは天丼、天重、天ぷら定食のみ。
ノスタルジックな昭和の情緒を感じさせる外観・・・・
その暖簾をくぐると、創業100年近く・・・そして1951年に建てられた店舗の歴史のなせる業でしょうか・・・・
まさしく日本家屋の陰翳礼讃を思わせるいい雰囲気です。




ところどころに飾られた桜を眺めながら、さっそく頼んだ天丼(中)650円(!)を・・・・
まだ11時をすこしまわったばかりの早い時間なのに
文化遺産のような場所で昼飯が食えるなんて・・・・・贅沢だァ~・・・しかも安いし!


さて、「八ツ手屋」の天丼に満足した後は、少し線路沿いをお散歩です。
この神田界隈は、JRに沿って近代遺産とも云える煉瓦積みの壁や無数のリベットが打ち込まれた鉄骨で組まれた鉄橋など魅力的な光景が奇跡的に残っていることで知られているのですが、
この今川小路は・・・・・凄味すら感じてしまいます。


昼でも暗い妖しげな路地・・・・
戦後まもなく乱立したバラック小屋を連想させる飲み屋(営業しているかどうかは?ですが)が連なり、
その上には空の代わりに灰色の鉄橋が迫り、ひっきりなしに通過する電車の轟音。
なんか・・・得体の知れない存在に圧倒されるかのような景観・・・・
まるで・・・SFの世界、いま見ている光景が白日夢なんじゃないかと錯覚しそうになってしまいます・・・



そして神田駅西口近くのガード下・・・複雑に入り組んだ鉄骨と無数のリベットが光に照らされて織り成す風景・・・
これはもう現代芸術とでも云えそうな美しさですねェ・・・・





文化遺産のような老舗の味と、ガード下に残る芸術を思わせる近代遺産・・・・
小一時間ほどの 神田界隈での旧き良き時代へのタイムスリップでしたが、
駅に戻ったときにはちょっと刺激が強かったせいか、満足感と心地よい疲労感が残ったのでした。。。。
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