
さて、那覇の「ジャッキーステーキハウス」で胃袋を満たした後、土砂降りのなかびしょ濡れになって捕まえたタクシーで訪れたのは、浦添の国道58号線沿いにまるで廃墟のように佇む今宵の宿、「ホテルキング」でした。
目の前は、立入禁止の米軍施設、キャンプギンザー・・・



時折猛スピードで水しぶきを上げながらクルマやトラックが通りすぎていく国道58号・・・しかしこのホテルが建つ屋富祖の交差点から一歩街中に入っていくと、そこは昔ながらの面影を残す沖縄の田舎町。
所々にはバーやスナックの妖しい灯りも見受けられ・・・
そう・・・このあたりは、「ホテルキング」を中心に 1970年代の返還間もない頃の沖縄に、なんだかタイムスリップした気分にさせてくれるのです。





雨足も強くなってきたので、さっそく安っぽいアルミ製の扉を開けて中に入ると、深夜12時過ぎというチェックインのために仮眠中だった御主人が小さなフロントに出てきてくれました。宿代の3000円(!)を支払って翌日のタクシーを予約。
ハナシを伺ったところによると、この「ホテルキング」は1975年の沖縄海洋博よりも前に父親が建てたんだそうで、おそらくは本土復帰を記念した一大イベントを前に、その経済効果を見込んでのことだったんでしょうが・・・


302号室のキーを受け取り、エレベーターで三階へ・・・
そこは・・・
まるで保存されていたかのように、
本物の、”1970年代のオキナワ”の空気が流れている素晴らしい空間でした!








僕の泊まる302号室・・・

窓越しにナイトクラブの青いネオンが滲む狭い空間は
かつて、返還直後のまだアメリカの匂いが色濃く残っていた頃に、この部屋に逗留したであろう米兵やその家族、内地からのビジネスマンや観光客、そして合法・非合法様々な関係の男と女の姿・・・などなどが今にも甦ってきそうな気にさせてくれます。

で、僕の頭のなかにはこのイーグルスの名曲が自然と流れ始め・・・・



あゝ、もう今宵はジャック・ダニエルでもしこたま飲んで
40年前の基地の街・OKINAWAにでもタイムスリップしてみようか・・・
しかし翌朝6時にタクシーを呼んでるため仮眠だけをとり、再び目覚めると
そこには青く染まった世界が・・・


沖縄Rainy Days 二日目の朝、
A.M.5:50の浦添・ホテルキングからの光景です。。。。
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