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昨日の記事では半分冗談のようにご紹介してしまいましたが、
実はこの時の止まったような民家が集まる場所は
川崎の生田緑地にある日本民家園。
1967年の開園、今年で49年の歴史を持つ施設なので、前の記事はそのオープン直前にタイムスリップ・・・ということでしょうか・・・


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しかし、既に半世紀前にはこのような建築物の多くは保存しなければ取り壊される運命であったことも事実。
そういった意味で、50年以上も前にこのような民家を集めた今風で云うところのテーマパークを造ろうと計画し、尽力された方々には本当に頭が下がります。


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しかし僕がここを訪れたのは、今回が初めてなんですよねェ~
というのも、
僕にとっては茅葺き集落や人々に忘れ去られた街並みは、あくまで五万分の1の地図を頼りに自分の足を使って”発見”するもので、ホルマリン漬けとも言える保存建築には興味が向かなかったためなのです。
まだ中学生くらいのワカゾウの考えそうなことですよネ・・・


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でも今回訪れてみて、
正直圧倒されました。
ここ、スゴいです!
多摩丘陵の山を上手く利用して、
各民家が出来得る限り自然に移築されている・・・
加えてオープンから刻んできた50年という歳月は、
まるで元々その場所に建っていたかのようないい意味でのヤレ感をも醸しだしているのです。
なのでタイムスリップ感が物凄い!!

特に正門からしばらく上ったあたりの宿場町のように民家が並んでいる場所と、合掌造りが集まったエリアは圧巻!


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下の写真なんて、僕が45年以上前に今住んでいる横浜北部の街に引っ越してきた頃に、確かに見た覚えがある光景・・・ってな錯覚まで覚えてしまうほどでした。

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今回はブログの記事にもしたかったので、
あえて平日の閉園(17時)近くに訪れたのですが、
皆さんにも客が少ない平日の訪問をぜひオススメします。
それも雨の日が特にいいかも知れません・・・
なぜなら
雨の匂いや漂ってくる鬱蒼とした木々の薫り、
茅葺き屋根の軒から落ちる雫、
泥濘んだ小道・・・・
それらがきっと素敵な演出装置となって、
旧き好き日本の農村へのタイムスリップ感をきっと大幅にアップしてくれるはずだからなのです。

あんまり大声じゃ言えませんが
カップルにもいいかもしれませんョ・・・
入園客がほとんど居なければ、
古い民家の内部はシーンと静まり返った暗がりばかり!?
あとは・・・”ウデ”しだい・・・ってトコでしょうからネ。


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僅か500円の入場料で体験できるオトナのタイムマシン、日本民家園。

鯉のぼり、新緑・・・
そこは早くも初夏の到来を告げているかのようなのでした。。。