先日まで、僕は深夜の模型作りにあけくれていたのですが、
その時にBGMとして流していたのは、
USENのユーミン・チャンネルでした。
それは、上手くいかなくてイラつくことの多い深夜の作業に
癒やしと落ち着きをもたらしてくれたのですが、
同時にすっかり忘れていた僕にとっての彼女の名曲をも思い出させてくれることに・・・

♪ 波のフレアー白いレースの泡に
こわさ知らずな きらめく日々が崩れてゆくわ
砂のお城に住んでた
プリンセスとプリンスね
Somebody to kiss,Somebody to hug, Somebody to love・・・

なかでも久しぶりに聴いた『サンド キャッスル』、いい曲だったなァ~

そしてそれを聴いて突然脳裏に甦ったのが、
30年前、僕が担当していた頃の傑作、
今はもう終焉を迎えつつある、日本製家電の歴史の一頁の中にしか存在しなくなった商品であるビデオデッキ、
その東芝ビュースターのCMでした・・・

”もう一度再生して観る”という行為を
ここまでエモーショナルに切望させたCM、いったい他にあったでしょうか?

では前置きもほどほどに、その傑作を・・・



CM 東芝 ビュースター 1985年

切なく胸に迫る映像・・・
若き薬師丸ひろ子が演じ、高中正義の名曲「渚・モデラート」がサウダージな魅力を奏でる・・・・まさに、黄金の80年代ですよネ。。。。